【婚活必読】愛を伝える5つの方法|奢り・ワリカンのすれ違いを防げ

書籍『愛を伝える5つの方法』を紹介する記事のアイキャッチ

婚活ノウハウ本を読んでいるヒマがあったら、こっちを読もうぜ。…と、婚活ノウハウブログの中の人が言っています。

今回ご紹介するのは、ゲーリー・チャップマン著『愛を伝える5つの方法』です。デートの奢り・ワリカンをめぐる、ある男女のすれ違いのエピソードをもとに、この本が教えてくれる「愛情表現の違い」と、婚活でも結婚後でも役に立つ考え方をお伝えします。

こんな問題で困ってませんか?

ワリカン問題発生

とある婚活女性、優香さん(仮名)のお話です。

優香さんは、マッチングアプリで出会った健太郎さん(仮名)と、何度かデートを重ねる仲になっていました。お互いに相手を気に入っていて交際も順調だったのですが、優香さんには一つ気になることがありました。

それは、健太郎さんがデートのたびに食事を奢ってくれることです。

『SNSで奢られてばかりはよくないって聞くし、いつも奢ってもらうのは、何か返さなきゃいけないみたいで負担だなぁ。ワリカンの提案をしてみようかな。私が費用を半分持てば、もっとデートの回数を増やせるかもしれないし!』

そう考えた優香さんは、次のお会計のときに半分は払うと決めて、デートに臨みました。

レストランのお会計で財布を開く男性と女性のイラスト

日曜日のランチデートで、ちょっとだけオシャレなイタリアンに行った優香さんと健太郎さん。いつものように話も弾んで、これからショッピングに行くつもりです。

「いつも払ってもらってるし、今日は半分払うよ」

計画していたとおりに、優香さんはワリカンの提案をしました。

「いや、こういうのは男が払うものだからさ」

健太郎さんは承知してくれません。

『男が払うものだから? なんだかそう思い込んでるのかな…。だから、いままでも奢ってくれてたんだろうな』

「悪いから払うよ! ね?」

「いや、いらないよ!」

何度言っても、健太郎さんは首を縦に振りません。優香さんはとうとうしびれを切らして、「とにかく払うから!」と、3000円を健太郎さんの財布に押し込みました。

「そうか…。まあ、そうだよね。これからはワリカンにしようか」

とうとう健太郎さんは折れて、お金を受け取ってくれたのです。

『ああ、よかった。これで私も負担に思わなくてすむ。次はどこに誘おうかな』

優香さんは、これで二人の関係ももっと親密になるだろうと安心しました。

その後、何度かワリカンでデートを重ねた二人ですが、健太郎さんには、以前のような前向きな気持ちが見られなくなってきました。通話する頻度も減り、LINEのメッセージもだんだんと少なくなっていき、とうとう自然消滅に近い形で、二人の関係は終わってしまったのです。

いったい何がまずかったのでしょうか。

よくある奢り・奢られ問題? いや、それだけではないんです…。

この本の主張はこういうこと

届かなかったメッセージ

このエピソードの問題は、健太郎さんと優香さんの「愛情表現の言語が違った」こと。そして、それをお互いに理解していなかったことでした。

ゲーリー・チャップマン著の『愛を伝える5つの方法』は、この問題に明確な答えをくれる1冊です。

書籍『愛を伝える5つの方法』の写真

著者のゲーリー・チャップマン氏は、結婚カウンセラー。夫婦の問題が専門です。

彼は、愛を伝える方法は5つあり、そのどれを好むかは人によって違うと主張します。その5つの方法とは…。

  1. 肯定的な言葉
  2. クオリティ・タイム
  3. 贈り物
  4. サービス行為
  5. 身体的なタッチ

項目から、なんとなく想像できるでしょうか。

そう、健太郎さんの好む愛情表現は、3番の「贈り物」だったのです。彼にとって、デートのお会計を払うことは、彼女への最大の愛情表現のつもりでした。

一方で、優香さんの好む愛情表現は、2番の「クオリティ・タイム」でした。彼女にとっては、もっとたくさんデートをすること、もっと一緒に過ごす時間をたくさん取ることがうれしかったのです。

健太郎さんは、奢らせてもらえなかったこと、ましてや財布にお金をねじ込まれるという強引な方法をとられたことで、「俺の愛情表現が拒絶された」と感じたことでしょう。

愛を拒絶されるのは、本当に恐ろしいものです。彼は勇気をくじかれてしまい、その後も積極的にはなれなかったのです。

二人は、愛を伝える言語が違ったために、そしてそのことに無自覚だったために、コミュニケーションがうまくいかなくなってしまいました。もしも最初からこのことを自覚していれば、避けられたはずです。

『愛を伝える5つの方法』を読んでさえいれば…。

優香さんが、健太郎さんの愛の第一言語「贈り物」に気づいていれば、気持ちよく愛情表現させてあげることが彼にとっていちばんいいのだと分かって、気持ちよく奢らせてあげられていたことでしょう。

そして、自分の第一言語「クオリティ・タイム」に気づいていれば、「もっと長く一緒にいたいから、半分出させてほしい」と、言葉にできていたはずです。

後ろから女性を抱きしめる男性のイラスト

私の思い

世の中には、こうすればモテる、というノウハウがあふれています。SNSを開けば、「奢り奢られ論争」が今日も飽きることなく続けられています。

「なんで男ばっかり奢らなきゃならないんだ。大損だ。」

「奢ってくれない男なんてお断り!」

「俺は何があっても絶対全部払う。奢らない男はみみっちいだけ」

「私は絶対半分払う! 奢らせてばっかりの女なんてバカみたい」

いや、そうじゃないのです。

大切なのは、相手にどれだけコミットできるかです。相手にとっていちばんうれしい愛情表現の方法が何なのか、なのです。

相手の愛の第一言語がわかっていれば、それに合わせることができるはずです。

正解探しをする必要はありません。相手にとっていちばんいい方法の答えは、相手の中にあるからです。

観察して察することができれば最高ですが、難しければ聞けばいいのです。「どうされるのがいちばんうれしいか」と。

相手が目の前にいるのなら、SNSで一般論を知る必要など、微塵もないでしょう。

この本は既婚の夫婦向けに書かれたものですが、婚活する人も全員必携の一冊です。そしてもちろん、結婚後にも大いに役に立つと思います。

ぜひ本棚に加えてくださいね。

結婚相談所のゴール

私たちがやっている結婚相談所という事業は、独身の方をマッチングして、ご成婚まで伴走するのが仕事です。

目に見えるサービスとしてはそのとおりなのですが、本来の事業の目的は、会員さんに幸せな人生を送ってもらうことです。

晴れて結婚したお二人が、末永く幸せに歩まれることが、いちばんの成果です。私はこれを、「人生の上昇気流に乗る」と表現しています。

俺婚が大切にしている「上昇気流婚」については、俺婚のトップページもご覧ください。

婚活はつらいことも多いのですが、私たちが伴走させていただいて成果を出し、人生の上昇気流に乗ること。それがいちばんのゴールです。表面的にくっついていただくだけでは、サービスが成功したとはいえないと思います。

『愛を伝える5つの方法』の中で、ゲーリー・チャップマンは次のように言っています。

愛の感情的欲求が満たされなければ、心の健康を手に入れることはできません。(中略)愛とは、「僕は君と結婚している。だから僕は、君にとって大切なことに心を配る。僕はそうすることを選ぶ」という態度です。

結婚相談所での活動を通じて、このような心境のカップルになっていただければ、これ以上のことはないように思います。

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