婚活と言えばスペック論になりがち。
ハイスペだとか、ロースペだとか。
実際どのくらいのレベルなら
結婚相談所で成果が期待できるのか
ハッキリさせておきましょう!
もくじ
この人は無理!仲人の告白
30秒でわかる無理な人
結婚相談所のお仕事をしていると、たくさんの方からお問合せの連絡を頂きます。
ほとんどの方、だいたい95%くらいの方は最初LINEでお問合せくださいます。
ついで、電話やお問合せフォームからのご連絡です。
電話がいちばんわかりやすいですが、この人は結婚できそうかどうか、30秒あればわかります。
お顔を見る必要も無いですし、年収や身長やお仕事など…まず聞く必要がありません。
当社の公式LINEの無料サービス機能で『成婚難易度診断』をやっています。
この診断は年齢や年収をおたずねして、どのくらい成婚の可能性があるかを自動判定するシステムです。
IBJの成婚白書やその他の統計資料に基づいて計算していて好評を頂いているのですが、実はそんな情報よりも30秒の電話の方が正確かもしれません。
お電話の段階で、「あ、この人は無理だな」とわかるのです。
無理な人は、ほぼ瞬殺でわかる。
なぜ電話でそんなにすぐわかるのかというと、
『会話が成立しないから』です。
結婚相談所が頑張っても結婚が絶対無理な人の特徴。
お問合せの段階で会話が成立しない。
どんな特徴があるかというと…。
- 一方的に用件を言うだけで会話のキャッチボールにならない
- 問いかけに答えられない
- 問いかけへの返答が、まったく的外れ
- 同じ事を何度も繰り返し聞く
これではさすがに異性との交際も、もちろん結婚も難しいことは想像できると思います。
あなたの周りにもいる? 無理な人
ここまで書いたのは電話のお問合せでの例ですが、それ以外にもいくつかポイントがあります。
職場や取引先の人、趣味のグループにいる人、接客業の人はお店に来るお客さんなど、思い出してみてください。
「この人は絶対、結婚無理」と判断できるような人がいませんか?
そうなんです。世の中いろんな人がいるので、あなたの回りにもきっといるはず。
なんとなく、この人は無理だなと感じるとき、その判断基準は何なのでしょうか?
逆に、どのくらいのレベルをクリアしていれば婚活で戦えるのでしょうか?
これは仲人としての感覚なのですが、世の中…。
・婚活すればじゅうぶん結婚できる人が、自分で勝手に設定したハードルを越えられないと言って婚活を諦めている
のに
・いまのままでは無理なのに結婚相談所に入ればなんとかなると思っている人がいる
というチグハグ現象が起こっています。
そこで、この記事では結婚相談所での婚活で結婚が見込める最低限のレベルを言語化して定義したいと思います。
勝手に自分は無理と思っている人に勇気を!
勝手に自分はいけると思っている人に反省を!
自分は最低限のレベルを超えているかどうか心配な方、ぜひ最後まで読んで、自信を持って婚活してください。
現状では無理な方、この記事をヒントに改善していってください。
なお、この基準は男女別ではありません。男女共通のお話です。
結婚が見込める最低限のレベル
3つのジャンルで最低を満たす
結婚に必要な必要最低限のレベルを、おおきく3つの要素に分けて考えましょう。
・外見的レベル
・内面的レベル
・プロフィールデータ
内面的レベル、外見的レベルは言葉の通りすぐにわかって貰えると思います。
プロフィールデータについては、『年齢』『学歴』『年収』『職業(勤務先)』『身長・体重』『居住地』『親族関係』など、婚活の際にプロフィールシートに記入するデータのことだと思ってください。
よく資格試験で、出題ジャンルが複数あって、全てで合格点以上を取る必要があるタイプの試験があると思います。
婚活はこれと同じで、3つの要素全てで合格点以上が必要です。
どれか一つが著しく欠けていたら、他が秀でていても難しいです。
ではその最低合格点ってどのくらいなのか? が、この記事の主題です。
先に結論を言いますが、
最低合格点は思っているより、ずっとずっと低いです。
脚切りライン! 外見的レベル
外見的レベルは婚活の脚切りラインになりがちです。
お申し込みがあったとき、会ってみようかどうかの判断は、ほぼプロフィール写真で決まります。さらに、一度あった人にもう一度会いたいかどうかに外見的レベルが大きく影響します。
基準は婚活でよく出てくるあの言葉、
清潔感があるか? です。
清潔感がある状態って、中学校の校則プラスαなんですよ。
「前髪が眉毛にかかっていませんか?」
「襟足が襟に被さっていませんか?」
「耳に髪がかかっていませんか?」
「シャツはズボンに入れてますか?」
「靴のかかとは踏んでいませんか?」
なに言ってんだと思われるかもしれませんが、義務教育って本当に人生の基本を教えてくれていたんです。
婚活なら、中学校の校則にプラスして、眉毛をちょっと整えてあればいいでしょう!
中学校の先生に注意されないレベルの外見で合格なのだ
最重要! 内面的レベル
外見はちゃんとして、脚切りラインを回避したとして、次に問われるのが内面ですよね。
女性をエスコートしていい雰囲気のデートができるのか? とか、気を遣った話ができるのか?とか、なんだか難しそうですが、どのくらいなら合格なんでしょうか。
内面レベルの最低合格点は小学校の通知表レベルです。
「あいさつはちゃんとできたかな?」
「ありがとう・ごめんなさいは言えるかな?」
「友だちと仲良くできたかな?」
「ものは大切にできたかな?」
「時間を守れたかな?」
これも同じくなに言ってんだと思われるかもしれませんが、本気です。
というか、この小学校1年生レベルができない人が本当にいるんです。
小学校の先生に褒められるレベルで合格!
実は重要度低い! プロフィールデータ
プロフィールデータについては、本当はあまり書きたくありません。
なぜなら、データばかり重視する婚活で多くの人が不幸になっていると感じているからです。
でも、最低限というなら、こんなところでしょう。
年収:250万円以上、安定収入があること
職業:働き方に寄らず職がある事
学歴:高卒以上(義務教育はちょっと大変)
身長:不問
体重:健康に支障がないレベル
キチンと暮らせているならOKなのだ
本当のスペックとは?
婚活の世界ではよく「スペック」という言葉が使われます。
私は人を家電かパソコンのように見る「スペック」なんていい方は大反対です。
スペックといいながら結婚して幸せになれるようにも思いません。
しかし、あえてスペックというならば、スペックが高い人、低い人ってなんなんでしょうか?
よくある間違いが、プロフィールデータの良い人がスペックの良い人(ハイスペ)と思うことです。
でも本当に結婚向きの人という意味でのスペックが良い人(ハイスペ)は上に書いたように3つの基準全てを程よくクリアできている人だと思います。
中学校の校則に引っかからないくらいの外見
小学校の通知表で褒めて貰えるくらいの内面
キチンと暮らせるくらいのプロフィールデータ
結婚できる自分になるには
さて、ここまでのお話を踏まえた上で、結婚できる自分になるにはどうしたらいいのでしょうか?
プロフィールデータについてはほとんどの人がクリアできていると思います。
あとは簡単です。
小学校や中学校で教えて貰ったことを思い出してみればいいのです。
『大人の学び直し中学英語』なんて本はよくあると思いますが、同じように『婚活中の学び直し中学校則』と『独身のための小学校道徳』をやってみてください。
言うは易く行うは難しです。
さも簡単なことのように書いていますが、これができなくて婚活が上手くいかない人が多いのが現実です。
この記事を読んでくださっているあなたは、きっとクリアしてくださると信じています。