PMS とは?知らずに婚活すると大失敗リスクあり!対応策3選紹介
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PMSをご存知でしょうか? PMSは月経前症候群のことで、一部の女性をひどく悩ませています。と同時に、男性もひどく悩ませています。
婚活中に、女性のふるまいが想定外すぎて困ったことはありませんか? 実は、婚活で遭遇しやすいトラブルの背景に、PMSがあるのかも…。この記事では、私の失敗談から、PMSの基礎知識、男性ができる対応策までをお伝えします。知識を得ておかないと、あなたの婚活が危険です!
それって PMS なんじゃない?
まずは、私が大失敗した婚活体験談を聞いてください(個人情報に配慮し、一部フィクションです)。
恐怖体験! 上手くいっていたはずの婚活が一変
今回は、上手くいっている相手だったはずなんです。その女性と出会ったのは、私の大学の先輩女性が経営しているカフェでした。
「ねぇ、岡くん。うちにいつも来てくれる女の子がいるんだけど」
と、女性を紹介してくれたんです。私はマッチングアプリを使って婚活をしている最中でしたから、素直に嬉しい紹介です。
彼女はそのお店の常連さんで、初対面からものすごくオープンに話をしてくれる人でした。それに美人だし、聡明な人だと一瞬で分かるステキな方です。
どうして私を気に入ってくれたのか分かりませんが、いきなり意気投合して、その場でLINEを交換しました。驚いたのは彼女の提案です。
「来月東京に遊びに行くから、一緒に行きませんか?」
なんてところまで、その場で話が進んでしまったんです。
とはいえ、知り合って間もないのに遠方に出かけるのは、ちょっとハードルが高いです。お互いをよく知らない状態で長時間一緒にいると、話が続かなくてお通夜になって大失敗、というのはよくある話。せっかくのご縁だから、ここは安全にいきたいところです。(なにしろ美人だった…)
そこで、「東京に遊びに行く前に、いっかいどこかで食事しましょう」と提案しました。
その日はそれで別れたのですが、お話し好きの女性らしく、それからは毎日LINE通話がかかってきました。食事の約束は2週間後でしたが、それまで毎日1時間以上は通話していました。

――これで食事を一回してからなら、長時間一緒にいても楽しめそうだな〜。
私はすっかり安心して、ディナーデートの日を迎えました。
その日、彼女は仕事の帰り。出張で会議に出席していて、その帰り道で落ち合うことになっていました。あまり気合いが入りすぎない程度のレストランも予約してあるし、準備はバッチリです。
駅の改札近くで待っていると、彼女がやってきました。ところが…、どうも口数が少ないんです。
昨日までLINE通話であんなに喋っていたのに、レストランへの移動中もまったく喋ってくれません。
――仕事が大変だったから、疲れているのかな?
と、できる限り気を遣ってみましたが、まったく反応なし。
食事中もさっぱり会話が弾みません。それどころか、受け答えがいちいちツンツンしています。なんだか、常にイヤミを言っているような言い回しなんです。
東京行きの話も振ってみたのですが、ますます彼女の機嫌は悪化。「やっぱり東京に行くのはやめようか」なんて言い始めてしまいました。もう、どうしたらいいか分からず、私は大混乱です。
なぜ? 昨日まであんなに楽しく通話していたのに!?
1時間くらい経って、「今日はもう帰るね!」と彼女は席を立ってしまいました。これはただ事ではないと、なんとかギリギリでタクシーを捕まえて彼女を乗せ、タクシー代を渡しました。
翌日もフォローの連絡を入れてみたのですが、相変わらず機嫌は最悪で、もう関係はこれっきりにしようという話になりました。彼女はなぜか最後は反省していて、「ごめんね…」と言っていましたが…。
私は、あまりの理不尽さに、感情のやり場がなくなってしまったのでした。マジで意味が分からんかった…。
先輩女性からの助言「それって PMS ?」
後日、カフェの先輩にことの顛末を報告すると、こんな返事が返ってきました。
「いやー、ひどい目に遭ったね。でも、それってあの子がPMSだったんじゃない? 結構シンドイ子なのかな〜」

「PMS?」
当時の私には、まったく知識がないのでした…。だって学校で習ってないんだモン。…というのは言い訳で、ただの勉強不足です。
PMSを勉強するのにオススメの一冊がこちら。
この本は映画にも登場しています。
映画「夜明けのすべて」
瀬尾まいこさんの小説が原作の映画「夜明けのすべて」が、2024年2月9日に劇場公開されました。この映画はPMSがテーマの一つで、PMSに苦しむ女性を上白石萌音さんが演じています。
PMSの基礎知識
PMS (月経前症候群)とは?
PMSは、女性が生理の前に起こす不調のことです。
生理の前に不調を起こす女性は多いです。月経のある女性の7〜8割が、月経の3〜10日前に、身体的な不調、精神的な不調、行動の異常などを自覚しているといわれます。
この異常は不快ではあるものの、我慢できる程度のものであることがほとんどです。しかし、日常生活に支障をきたすようになって治療が必要な状態になると、「月経前症候群(premenstrual syndrome;PMS)」と診断されます。日常生活に支障をきたす人は、5〜20%とされています。
ポイントは、PMSは生理の3〜10日前に起きるということです。
月経周期は義務教育の範囲内なので知っている方も多いと思いますが、忘れている人は、日本体育大学のページに分かりやすい図が載っていますので、参考にしてください。
月経周期とは|月経周期を考慮したコンディショニング法(日本体育大学)
PMSが起きるのは、「黄体期」の期間です。
PMS を知らない男たち
PMS対策アプリ「ケアミー(care.me)」を提供している株式会社ヘルスアンドライツが、男性のPMS認知度について調査を行っています。

現在パートナーがいる男性の30.9%、現在パートナーがおらず、過去にパートナーがいた男性の15.6%がPMSを「知っている」と回答しました。一方で、現在も過去もパートナーがいない男性のうちPMSを「知っている」と回答したのは、わずか6.9%でした。
出典:【調査レポート】男性4,000名に対するPMSの意識調査 – 約2人に1人の男性がパートナーのPMSに悩んでいる – | 株式会社ヘルスアンドライツ
パートナーがいたことのない男性の9割くらいが、PMSを知らないのです。つまり、PMSを知っていると、ほかの男性と差が付くということ!
PMS (月経前症候群)で起きる症状
【精神神経症状】急な気分変調、緊張状態、イライラ、攻撃的、不安、倦怠感、無気力、パニック様状態、食欲の異常(過食)、眠気、集中力の低下 など
【身体症状】便秘・下痢、頭痛・関節痛、足のむくみ、めまい、動悸 など
(一部抜粋引用:武谷雄二 著『PMS(月経前症候群) 正しい知識をもつために』)

たしかに、冒頭の話に出てきた彼女って、この症状だったのでは…? と思いますよね。でも、女性ならだれもが発症するわけではありません。
PMS は隠された現代病
PMSは、隠された現代病といわれています。それはなぜなのでしょうか? 昔の女性には、PMSはなかったのでしょうか?
PMS が現代病である理由1 生理の回数これ、女性が一生で経験する生理の回数です。
現代女性の月経は、なぜそんなに多いのか。原因として挙げられるのが、女性の体とライフスタイルの変化だ。昔に比べて初経年齢が早くなり、晩婚化によって出産年齢が遅くなり、少産少子化によって出産回数も減った。その結果、月経回数が著しく増えることになったわけだ。
出典:ムダな月経は体に悪い!上手なコントロールが欠かせず 現代人ならではの事情が生んだ女性医療の新常識(日経BP総合研究所)
さて、月経周期の黄体期でPMSが発症することは、先ほどお伝えしました。月経の回数だけ黄体期がやってくる、つまり、そのぶんPMSが発症する機会が増えることになります。かつて生涯に50回しかなかった黄体期が、いまは450回! なんと9倍もやってくるんです。
昔の女性は、そもそも生理の回数が少なかったのです。
PMS が現代病である理由2 女性の社会進出 現代の結婚は、男女共働きがすっかり当たり前になりました。結婚相談所での婚活でも、男性は働いている女性を好み、結婚後も働き続けることを望んでいます。2022年のIBJ成婚白書によると、無職の女性(いわゆる家事手伝い)の結婚のしやすさは54.5%と、すべての職種の中で最も低くなっています。
家の中で仕事をしている限りは、ある程度月経周期と折り合いをつけていられた女性が、外で仕事をするようになりました。家の外で勤めを持つと、職場のルールに従う必要があり、対外的な責任も発生します。非常にストレスの多い環境にさらされるということです。職場でのストレスがPMSの発症を増やし、PMSがますます仕事をストレスの多いものにする、という悪循環が生まれたのです。
日常生活での負担(仕事・家事・その他のストレスなど)と、PMSの程度には関連があります。男性も女性も、現代社会のストレスは想像以上に厳しいのです!
【専門書より】日常生活の負担とPMSの程度は関連しており、この点でPMSの症状の強さは外的環境に影響され、個体の生来の素因で必然的に発症する内因性の疾患とはいいがたい。日常生活の負荷と、個々の女性の固有の性格・経験・適性、周囲の理解・メンタル面のなどの相互関係でPMSの発症は規定される。つまり、外的因子と内的因子とが相互に影響を及ぼし合うと考えられる。
(引用元:武谷雄二 著『PMS(月経前症候群) 正しい知識をもつために』)

レオナルド・ダ・ヴィンチや、モーツァルト、アインシュタインなど、歴史上の偉人とされる人が、いまでいう発達障害だったのではないかと聞いたことはありませんか? 昔からあったのに、最近になって名前が付いたり、広く知られるようになったりした状態は多くあります。
現代社会においては、程度の差こそあれ多くの女性が経験する不快な状態をありのままに認めるのではなく、画一的に理想的な状態を仮想し、それに合致しない場合を病的と見なすような風潮が昂じているといえる。(中略)
医療の進歩とそれを実践できる経済状態、医療従事者の啓発活動、医療のビジネス化などによって新たに提唱された疾患概念を、社会科学的に“医療化(medicalization)“とよんでいる。
(引用元:武谷雄二 著『PMS(月経前症候群) 正しい知識をもつために』)
現代になってはじめて異常であると認識され、症状に名前が付いているわけですね。婚活でさらに悪化する PMS
PMSの原因にストレスがあるということは…。
婚活を経験した方なら誰でもおわかりのことと思いますが、婚活は非常にストレスの多いものです。初対面の人と毎週のように会い、自己紹介をして、お互いを探り探り知っていく…。誰かからの紹介ならまだしも、マッチングアプリなど相手の素性が分からない婚活では、非常にストレスがかかります。女性にとっては、男性が想像する以上の負担になっていることもあるでしょう。
婚活をすることが、PMSの症状にとってマイナスに働いていることは、想像に難くありません。結婚相談所での婚活とPMS への対応法
性格の不一致? それPMSだったかも
離婚の原因で「性格の不一致」ってよく聞きますよね。
婚活のことを考える前に、まず結婚生活について考えてみましょう。
夫婦にとって、PMSは非常に大きなハードルになります。男性は、仕事を精一杯頑張って、家に帰ったらリラックスして過ごしたいと考えている人が多いと思います。結婚相談所で婚活をされる方も、そのような結婚生活を理想にしている人が多いことでしょう。
しかし、そこにPMSの症状が立ちはだかります。
PMSで悩む妻が、家族に対して(主にパートナーである夫に対して)イライラしていたり、ささいなことで怒ったり、まともに家事に手が付けられないことがあります。
そんなときに夫がPMSについて無知でいると、ケンカが増え、関係が冷え込んでいくことになるでしょう。妻がイライラしている時期には、なるべく近づきたくないと思ってしまっても、男性を責めることはできません。
しかし、妻と距離を取ってしまうと、妻からすれば見放されたように感じ、それがストレスの原因となって、さらにPMSの症状が悪化してしまうことがあります。
こうしてどんどん関係が悪化していき、最後には「性格の不一致」で別れてしまうのです。

パートナーには月経前の女性の言動に対し寛容に接し、家事、育児などを手助けすることをお願いしたい。パートナーの理解と協力でPMS/PMDDの症状は軽くなる。ここで特記しておきたいのは、パートナーはPMS/PMDDによる女性の症状を、あえてPMS/PMDDによるものと指摘しないことである。女性は分かっていてもそれを指摘されることを望んではいない。パートナーが症状に気づき、さりげなく女性をサポートすることが大切である。
(引用元:武谷雄二 著『PMS(月経前症候群) 正しい知識をもつために』)
パートナーの理解と協力でPMSの症状は軽くなる、そして症状をあえてPMSのせいだと指摘しない。大変だけど、男性がんばれ! PMSも彼女の一部です。
お見合いの席で、PMS 疑いの女性に何が出来るか
ここからは、婚活中にどのようにふるまうかを考えていきましょう。
結婚相談所での婚活は、お見合い→仮交際→真剣交際→プロポーズと進んでいきます。それぞれの段階で、男性はPMSの症状にどう対応していくのがいいのでしょうか。
まず、お見合いの席です。お見合いの段階では、2人は完全に初対面で、まだ赤の他人という状態です。
PMSが原因ではないかと思われるお見合い中のトラブルは、けっこう報告があります。
- 「遅れてきたのに、スミマセンのひとこともなかった」
- 「お見合いの席で女性に一言も喋ってもらえなかった」
- 「席を立って会計をしている間にいなくなっていた」
PMSだけが原因とはいえませんが、疑いが濃い事例だと思います。
まだ赤の他人という関係性の中でこの現象に遭遇すると、正直、男性の側からできる手立てはほとんどありません。「今日は体調が良くなさそうですから、日を改めましょうか」と提案するくらいが限界です。ですが、お見合いは終了後に、仮交際に進むかどうかの判断を迫られます。お見合いのやり直しは、なかなか実現しづらいのが現実です。
かくして、「お見合いでひどい目に遭った報告」がSNSにアップされることになります。
関連記事【SNSに騙されるな】痛い・ひどすぎる婚活女性という煽りの正体
女性の側から日程の変更を提案してもらえると助かるのですが…。これも含めてご縁と思うしかありません。
私たち仲人は、お見合いの後には必ず報告を受けますし、結果を見て相手方の相談所とお話しすることもできます。男性は「自分が悪かったから女性の態度がひどかったのだ」と考えがちですが、そうとばかりは限りません。ありのままをご相談いただけると、仲人としても助かります。
交際中、 PMS に苦しむ彼女に何が出来るか
つぎに、交際期間中です。
この期間では、まだ女性のPMSの症状のレベルが分かりません。症状がある女性もいれば、まったく発症しない女性もいます。PMSについての知識が生きてくるのは、この段階です。
「なんだか様子がおかしいな」と思ったら、原因の一つとしてPMSを疑うようにしましょう。ただし、なんでもかんでもPMSのせいにするのも違いますよ。しっかり問題を切り分けて対応していきましょう。
知識がなければ、どうしようもありません。PMSという症状があると知っているだけでも、かなりのアドバンテージになりますよ。PMSには、専門家のカウンセリングが有効な場合もあります。kimochiというオンラインカウンセリングサービスもありますので、彼女に紹介してあげると、一緒に解決していく糸口になるかもしれません。
生理中のイライラが止まらない?原因と彼氏・旦那、ひどい時に抑える方法 | yururi
PMS 対策アプリ「ケアミー」を使う
2人の関係がしっかりできてきた真剣交際の期間や、プロポーズの後は、PMSに2人で対策をしていくことができます。
ケアミー(care.me)というカップル向けのPMSアプリも開発されていますので、上手に使うようにしましょう。

結婚相談所の活用法
結局、PMSも含めて、2人のことを2人だけで解決するのは大変なんですよね。結婚相談所の仲人は、婚活のサポーターです。
結婚相談所は、2つの相談所が協働して、おふたりのご縁を支えていく仕組みになっています。
俺婚の会員さんと、ほかの相談所の会員さんとのご縁を、それぞれの担当者がサポートしていくんですね。結婚相談所での婚活は、4人5脚のチームプロジェクトというわけです。

結婚相談所の仕組みについては、別の記事も参考にしてください。
関連記事【2024年最新版】IBJ とは?|婚活でよく聞く結婚相談所の仕組み
PMS への対応策 男性向け3選まとめ!
PMSへの対応策3選をまとめておきます。
【対応策1】PMSについて勉強して知識を持っておく知識がなければ、冒頭の私のエピソードのように、回避できるはずのトラブルも回避できなくなり、せっかくのご縁をムダにしてしまいます。知らないこと、勉強不足は最大のリスクです。情報がいくらでもあるこの時代、学ぶことをサボらないようにしましょう!
こちらの本は、簡単すぎず難しすぎず、ちょうどいいバランスで専門家が書いてくださっています。この1冊でほぼOKのレベルだと思いますので、オススメです。
【対応策2】女性の問題ではなく、2人の問題として対応するPMSの症状が出ているのは女性ですが、症状が引き起こす問題は2人の問題です。2人一緒に生活の質(QOL)を上げていくにはどうしたらいいかを考えましょう。上手くいくかどうかは、「男性が自分ごととして考えられるか」にかかっています。
【対応策3】ツールや第三者も活用する今回紹介したケアミーのようなデジタルツールを活用したり、婚活中であれば結婚相談所の仲人に相談したりと、使える方法はどんどん使っていきましょう。
婚活は、2人の人生にとっては短い期間です。婚活期間はせいぜい1年、その後の人生は何十年です。しかし、この期間は2人にとって最初の1年です。スタートで失敗しては関係が前に進みませんし、その後の生活にも悪い影響が出てしまいます。
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