アラフォー婚活男性向け結婚相手の見極め方|恋活と婚活を区別せよ!
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アラフォーの婚活は難しい。一般に、歳を重ねるほど婚活は難しくなるといわれますが、判断の難しさだけでいえば、アラフォーがいちばん難しいでしょう。恋愛感覚だけではうまくいかないのが、アラフォーの婚活です。
どうすれば、結婚相手を適切に見極めることができるのでしょうか。この記事では、ある40代男性のお見合いのエピソードをもとに、恋活と婚活の違いと、結婚相談所の上手な使い方をお伝えします。
アラフォー結婚相談所会員の憂鬱
40代前半の松山勇次(仮名)は焦っていた。
「とにかく、今年は絶対に結婚しないとマズい」大学を出てから、仕事に明け暮れて20代、30代を過ごしてきた。それはそれで満足感があったが、気づけば自分はアラフォーになっている。同級生たちはみんなすっかり結婚してしまい、子どもの小学校がどうだとか、幼稚園がどうだとかの話題ばかりだ。
――いまから子どもを作ろうと思ったら、もう限界の歳だよな。40過ぎの俺と結婚してくれる人がいるのか…?何もしないわけにはいかないと結婚相談所に入会したが、活動を始めて2か月、なんの成果も得られないでいた。

お見合いはできている。入会してから、もう4人と会った。みんな30代半ばから後半の女性だ。
自分よりずっと若い。でも、どうしても結婚相手とは思えなかった。お相手検索では、若い人ばかりに目が行ってしまう。これじゃダメだと頭ではわかっていても、どうしても30代後半の女性を結婚相手とは思えなかった。
今日は5人目のお見合いだったのだが、やはり気持ちが前に向かなかった。30代後半の、取り立てて特徴のない女性だと思った。仕事も堅実で、結婚相手としては申し分ないはずの女性だ。
ショッピングモールとかでよく見るよな、こういう人…、なんて頭の中でついつい考えてしまう。その日のファッションも相まってか、なんだか小学校の授業参観に来たような気分になってしまう。「いい人なんだろうけど、でもな…」
お見合いの会場を出て、駅へ足早に向かう。
「好きになれる自信がない…」家に着いたら、お断りしてもらうように仲人に伝えよう。勇次はそう考えていた。
駅前の広場にさしかかったとき、見覚えのある顔が向こうに見えた。高校で同級だった山口だ。年に1回くらい飲み会で会う間柄だった。
見ると、女性と小学生くらいの子どもを連れている。そうだ、去年の飲み会のときに、うちの子どもが運動会で、という話をしていた。あれが奥さんか…。
「山口、久しぶりだな!」
「おお、誰かと思ったらユージか。こんな日曜日にスーツかよ。仕事か?」
「ああ。まあね」
お見合いをしていたなんて、なんだか恥ずかしくて言えず、適当にごまかす。
「こんにちは」と、山口の3歩くらい後ろから、奥さんが挨拶をしてくれた。子どもは人見知りなのか、奥さんの後ろに隠れてしがみついている。
「どうも…」
なんとなく、さっきお見合いをしていた女性に雰囲気が似ている。歳も、背格好も。さすがにお見合いのようにおしゃれをしているわけではないが、元気なお母さんという雰囲気だ。
「お前も大変だな。俺も家族サービスでさ…」
山口が謙遜したように言うのろけ話が、いまの勇次にはつらい。
「ほんと、うらやましいよ。いい奥さんがいて」自分の婚活がうまくいっていないだけに、お世辞ではなく、本心からそう思った。
俺も、こういう人と結婚していたら…?奥さんと目が合いそうになって、慌てて目をそらした。
今日お見合いをしたあの女性も、結婚したら山口の奥さんのような雰囲気なんだろう。山口の様子を見て、自分の結婚後の姿がリアルに想像できるようだった。
――やっぱり、もう1回会ってもらえるようにお願いしようか。勇次は3人の後ろ姿を見送ってから、すぐにスマホで交際希望の連絡を入れた。

婚活と恋活の違いとは?
勇次さんは、思い直しました。結局、このご縁は実らなかったのですが、婚活を見つめ直すきっかけになったようです。
結婚相談所を恋活に使うべからず
恋活という言葉があります。恋人を作るための活動ですね。恋活をうたったマッチングアプリもたくさんあります。
私は、結婚を目指している人には2つのパターンがあると思います。
- 恋活の延長線上に結婚があると思って行動するパターン
- 恋活と婚活は分けて考えるパターン
20代前半であれば、結婚のピーク年齢である27歳(男女ともに、もっとも結婚する人が多い年齢は27歳です)まで、しっかり余裕があります。出産のことを考えに入れても、十分スケジュールが立てられる年齢だからです。
一方で、30代後半から40代前半のアラフォー男性は、恋活をしている場合ではありません。恋活ではなく、本気の婚活をすべき年齢です。
なぜかというと、お相手のメインターゲットになる30代後半の女性が、もう高齢出産の年齢に入ってきていて、時間の余裕がないからです。 結婚相談所の場合は、なるべく短期間でご縁を見つけたいという人が多いので、恋活のつもりで活動していると、チャンスを逃しがちです。 恋活がしたいなら、結婚相談所を使うのは悪手です。結婚相談所は、婚活のためにあるサービスです。初婚年齢のピークについては、別の記事で詳しく書いています。
関連記事男性が一番結婚する年齢は意外にも27歳!平均初婚年齢とのズレ
婚活相手としての異性と恋愛相手としての異性の違い
上のエピソードで勇次さんが気づいたように、恋人としてどうかな…?という異性と、結婚相手としてどうかな…?という異性とでは、見る目がまったく変わりますよね。勇次さんの場合は、恋人候補としては気が向かなかった女性が、じつは結婚相手としては十分に理想的だったということに、友人の奥さんを見て気づいたわけです。
勇次さんのように、結婚したいと思って結婚相談所に入会したけれど、実は恋人を探していた、という人は少なくありません。
もちろん、結婚相談所での婚活でも交際期間はしっかりありますから、恋人の関係になります。しかし、そのときのお相手の選び方(選ばれ方)は、恋人として選ぶ(選ばれる)のではなく、近い将来の結婚相手として選ぶ(選ばれる)のが正しいのです。
結婚相談所への入会を決めるときには、「ほんとうに結婚がしたいんだよな?」と、自分の心と相談しましょう。ここがブレてしまうと活動が長引き、ますます結婚に不利になってしまいます。実は、好きになりやすいタイプの人を見分けるポイントがあります。こちらの記事も参考にしてください。
関連記事【婚活の裏技】自分と「目」が似た人は相性がいい?心理学の研究から
婚活での結婚相談所の活用法
自分の気持ちが、自分でもよくわからない。そんな方もいるでしょう。
俺婚では、「そもそも、結婚したいのかどうかがよくわからない」というご相談も歓迎しています。
私自身、結婚したいのかどうかがあいまいなまま婚活をしていて、長い年月を無駄にしてしまった過去があります。
私は結婚相談所をやっていますが、結婚だけがすばらしい選択だとは思いません。じつは、結婚しないのが自分にとっての最適解だった、ということもあり得ます。
男性の場合は、女性と比べてタイムリミットが遠くてあいまいなため、どうしても結婚に対して優柔不断になり、決断を先延ばししてしまいがちです。しかし、年月が経てば経つほど、どんどん結婚への門は閉ざされてしまうのが現実です。
いつか結婚するかも、と思っていたら、もうできなくなっていた。そんな悲劇を避けるために、自分と対話して、早めに意思を決めておかなければなりません。結婚したいかわからないという相談に乗ってくれる結婚相談所は少ないかと思いますが、俺婚も含めて、結婚相談所を上手に活用して、自分の人生を切り開いていってほしいと思います。



