子ども希望の婚活男性が損しないための3つの視点|学術論文に学ぶ
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婚活中の男性のあなた、結婚後にお子さんは希望されますか? どんな考えの人でも、女性の年齢と出産についての基礎知識は、知っておいて損はありません。
むしろ、ちゃんと知っておかないと、婚活で損な立ち回りをしてしまう可能性が高いのです。この記事では、婚活業界でよく知られている学術論文をもとに、子どもを希望する婚活男性に欠けがちな3つの視点をお伝えします。
子どもがいない夫婦を希望している人も、授かったらいいけれどこればかりはわからないと思っている人も、子どもを持つために結婚したいという人も、せっかく婚活をがんばるのなら、ちゃんと知識を持って活動しましょう。
女性の年齢と妊娠を学術論文で読み解く
【ご注意ください】この記事は、医学の専門家ではない者が書いています。情報の正確性を保証するものではありませんので、次の点に気をつけてください。
- 情報の参照元を確認する:医学の分野は常に進歩していて、新しい研究や発見が次々に出ています。この記事で紹介する情報は、執筆時点のものです。より新しい情報は、信頼できる医学の文献や専門家の意見を参照してください。
- 個別の状況に応じた医療相談が必要:医学の情報は一般的な目安を示すもので、個別の治療や診断には医療の専門家の判断が必要です。この記事の内容があなたの行動に影響する場合は、必ず専門の医師に相談してください。
- ほかの情報も探る:医学にはさまざまな考え方や見解があります。複数の情報源を比べて、より幅広い知識を得ることが大切です。
婚活業界でいちばん有名な論文
結婚してお子さんを授かるためには、女性が妊娠・出産できる必要があります。歳を取るほど妊娠・出産に不利だというのは、よくご存じだと思います。
子どもがほしいから、○○歳以下の女性にターゲットを絞って婚活しているよ、という方もいるでしょうか。
しかし、本当にそれでいいのでしょうか? その婚活方法で、損をしていることはないでしょうか?
今日は、女性の年齢と出産について、もう少し深掘りして理解していきましょう。さて、個人的に、婚活業界ではいちばん有名なのではないかと思う論文があります。2002年のte Velde(テ・ヴェルデ)とPearson(ピアソン)の論文、The variability of female reproductive ageing(女性の生殖年齢の変動性)です。
今回の記事を書くために、この論文をがんばって読んでみました。英語の論文はなかなか大変で…、正直にいうと、Google翻訳に頼りながらです。
論文の有名な図を読む
まず、この論文に出てくる、とても有名な図をお見せします。

この図は、横軸が女性の年齢、縦軸が、すべての女性のうち何%がその状態に達したかを表しています。
S字カーブが4本あるので、一つずつ説明します。
曲線1:閉経まず、いちばん右端の曲線1は女性の閉経です。50%、つまり半数の女性が閉経を迎えるのは51歳だとわかりますね。
ただし、この51歳は平均であって、S字カーブの始まりは41歳、終わりは61歳くらいです。つまり、閉経のタイミングには大きな個人差があって、おおよそ40歳から60歳にかけて起こるということです。
よく誤解されるのですが、閉経のタイミングが、不妊になるタイミングではありません。
曲線2:月経不順つぎに、右から2番目の曲線2は、月経不順になるタイミングです。
この論文が引用している別の論文によれば、月経不順になってから閉経するまでの間隔は、誰でも6〜7年でほぼ一定だそうです。
ここが大きなポイントですね。閉経のタイミングは、個人差が大きい。そして、月経不順になるタイミングも個人差が大きいけれど、閉経のタイミングとリンクしているのです。
曲線3:不妊そして、右から3番目の曲線3が、不妊になるタイミングです。この年齢以降は、妊娠がかなり難しくなってしまいます。
ここでも大切なのは、不妊になる年齢の分布は、閉経になる年齢の分布と一致しているということです。
曲線4:生殖能力の低下最後に、いちばん左の曲線4が、生殖能力の低下が始まる年齢です。
生殖能力の低下は非常にあいまいな概念なので、科学的なデータで裏付けることはできないものの、その後の不妊・月経不順・閉経のタイミングとリンクしている可能性が高い、としています。
個人差は20年以上
つまり、この図を横に見ていくと、一人の女性の生殖能力に関わるタイミングがわかるということになります。
閉経が51歳の平均的な女性であれば、月経不順が45歳、不妊が41歳、生殖能力の低下が31歳からとなります。
- タイミングが早いほうの上位10%くらいの人だと、それぞれ45歳、39歳、35歳、25歳
- タイミングが遅いほうの下位10%くらいの人だと、それぞれ56歳、50歳、46歳、36歳

この大きな個人差が何によって生まれるかというと、喫煙や食生活、避妊薬の影響も多少あるとしながらも、いちばん大きな要因は遺伝の可能性が高いようです。
【この論文からわかること】- 不妊になるタイミングは個人差が大きく、早い人と遅い人では20年以上の差がある
- 妊娠しにくくなるタイミングも、同じように個人差が大きい可能性が高い
- 女性が不妊になるタイミングは、(婚活のレベルでは)推定できない
子どもを希望する婚活男性に欠けがちな3つの視点
さて、話を婚活に戻しましょう。
お子さんがほしいからということで、お相手の希望を35歳までなどにしていませんか?
たしかに、そのほうが確率は高い。しかし、目の前の一人のことはわかりません。間違った知識のせいで損をしないために、婚活男性に欠けがちな視点を3つ紹介します。

視点1:年齢にこだわる理由が言えるか
なにがなんでも○○歳まで! それ以上は絶対に認めない、という強すぎるこだわりは不要です。
どうしてそのこだわりに行き着いたのか、理由をはっきり言えますか?たとえば、出産を考えると35歳までが常識じゃないの?と思い込んでいませんか?
34歳だったら絶対に大丈夫という保証はありませんし、36歳だから絶対にダメというわけでもありません。もう少し余裕を持って条件を広げてみると、そのぶん、ご縁の可能性が高まります。
あいまいな理由で、自分で自分のご縁の幅を狭めてしまっていませんか?
視点2:あなた自身は大丈夫なのか?
不妊は、女性だけの問題ではありません。男性側に原因があることもあります。
あなた自身は、子どもを授かる力が十分にあるでしょうか。男性不妊の検査は、女性よりも簡単に受けられます。以前の記事で解説していますので、参考にしてください。
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自分のことをチェックしていないのに、女性の年齢にだけこだわってしまっていませんか?
視点3:授からなかったときの覚悟ができているか
今回紹介した論文からもわかるように、女性の生殖能力に関わる年齢には、20年もの個人差があります。これは本当に不思議なことですが、私たちは事実として受け入れるしかありません。
子どもは授かりものというように、幸運が重なって初めて子どもができるのだと思います。いま、子どもがほしいという理由で婚活をしているなら、授からなかったときのことも、ちゃんと想定しておきましょう。
マッチングシステムの落とし穴
以上が、子どもを望む婚活男性に欠けがちな3つの視点でした。
今回紹介した論文からわかるように、個人差というのは、ばかにできないほど大きな違いがあります。
一方で、婚活業界のシステムは、データベースを検索する仕組みになっています。年齢を検索条件に入れると、ただ機械的に、条件に合う人のプロフィールだけが表示されてしまいます。そこに表示されない人は、あなたの目にとまることがありません。
お見合いの申し込み・申し受けの条件として、年齢にはそこまで強いこだわりを持つ必要はないのかもしれませんね。
ぜひ、今後の婚活の参考にしてください。
余談ですが、私の周りにも、不妊治療に取り組んでいるご夫婦がたくさんいます。20代で結婚して、45歳くらいまでずっと治療に取り組み、やっと授かったという方もいます。本当にすばらしいことで、みんなでお祝いをしました。
子どものことでは、苦労している方がたくさんいます。子どもを望む方は、婚活中から今回のような知識に興味を持って、調べてみるといいかもしれません。
こうしていろいろと調べて、いよいよ結婚相談所で活動しようと思っている方は、自分に本当にどのくらい成婚の可能性があるのか、気になると思います。そんなときは、LINEの成婚難易度診断で確かめてみてください。


