運命の人は匂いで分かる？　本当にあった『匂いが合わない』話

投稿日 2023年4月6日
更新日 2024年1月30日
著者岡隆平
カテゴリー婚活雑学

婚活をしているとたびたび出てくる匂いの話
くさーい体臭がNGなのは当然なのですが…
今回は臭いというわけではないのに、なぜか気に入らない、
お相手の匂いが自分に合わないという謎現象のお話しです。
この現象、遺伝子のお話しに繋がるそうで…

【書いた人】
岡隆平　結婚相談所俺婚代表
あなたの上昇気流婚をお手伝いする岡山県倉敷市の結婚相談所・俺婚の代表仲人。JLCA認定婚活カウンセラー。
20代、30代と婚活に悩んだ経験から、婚活サポートを志す。得意分野は問題解決思考。経営コンサルタント大前研一氏の元で学んだ問題解決手法を活かし、婚活に励む皆さんを応援いたします。
情報発信は『YouTube俺婚チャンネル』『俺婚ブログ』『IBJブログ』『X（旧：Twitter）』『俺婚公式LINE』など。

1 匂いが合わなかった彼女
2 匂いで遺伝子を判別している？
3 匂いの相性と婚活
4 成婚難易度診断のオススメ

匂いが合わなかった彼女

女性って基本、いい匂いがするじゃないですか。
ちょっとだけ科学っぽい話をすると、女性のホルモンや遺伝子によって生み出されるフェロモンの香りが、男性にとって魅力的に思えるんですよね。つまり本能ってわけですね。
ところが、私は人生で1回だけ、どうしても彼女の匂いがダメで交際終了したことがあります。香水クサかったわけじゃないですよ？

おかりゅう

ちょっと私の体験談を聞いてください。

あれは私が婚活を頑張り始めの30代前半頃。とあるお世話になっている大先輩（60代）に結婚相手候補として女性をご紹介頂きました。女性はその大先輩の会社にお勤めの方。たしか当時28歳くらいだった記憶です。
最初居酒屋で3人で飲みましてご挨拶。地方国立大学卒で仕事もちょっと堅めの職場。素朴で飾り気のないタイプの女性でした。先輩は気をつかったのか早々に帰られたので、居酒屋のあとは二人でバーで一杯。
私も特定の人がいるわけでもなく、初対面で特に違和感も無かったし、せっかくの先輩のご紹介なので、継続して会ってみましょうとなりました。まぁ、お試しデートですね。

彼女は結構な長時間残業が日常で、平日は全くヒマが無く、週末に隔週ペースくらいで会っていました。話もなかなか合うし、特に違和感も無く楽しくお食事をしていました。1,2ヶ月ほどで段々と仲良くなったので、私のクルマでちょっと長距離のお出かけに行こうということになったんです。

彼女はドライブにお気に入りのCDを持ってきてくれるという、なかなかのクラシックスタイル。長距離運転でヘトヘトにはなりましたが、楽しい時間を過ごしました。しかし、たった一つ問題が。
彼女とはその時に始めてクルマに乗り合わせました。クルマは密室なので、お互いの匂いが伝わりますよね。この匂いがどうにも気になる。お化粧の匂いでも、香水の匂いでもない、彼女固有の匂いのようなんですが…。
その時はお互いに気に入っていたし、少々違和感があるけど、まあ匂いくらい大した問題ではないだろうと思い、真剣にお付き合いすることにしました。

その後、何度かデートを重ねたのですが、毎回どうしても匂いが気になってしまうのです。
もちろん、彼女に匂いが気になるなんて言えませんので、なにか対応策を考えるしかありません。
「気分転換になるから」と香水を買いに誘ってプレゼントしたり、クルマの芳香剤について好みを聞いてみたりと、いろんな策をこっそり試したのですが、上手くいきませんでした。
結局、私が違和感を乗り越えられなかったため、数回目のデートでお別れとなってしまいました。

おかりゅう

仕方なかったんや…。

匂いで遺伝子を判別している？

近畿大学のブログ『いい匂いと思う相手とは遺伝子レベルで相性がいい！？遺伝子工学の専門家に聞いてみた』によると、人は異性の体臭によって、HLAという遺伝子のタイプを判別している可能性があるようです。HLA遺伝子は免疫に関わる遺伝子で、遺伝子のタイプが自分と異なる相手を選ぶことで、より免疫力が高く生存可能性の高い子孫を残す可能性が増えるため、「匂いによる配偶者選択」が進化したようなのです。
ひょっとすると、あの時の彼女と私はHLA遺伝子が近いタイプだったのかもしれません。ということは、彼女も僕の匂いに違和感があったのかも…？　我慢させていたとしたら申し訳なかったですね。

いまの妻は私の匂いが好きなようで、私の服をスンカスンカしていたりするので、きっとHLA遺伝子が別のタイプで相性が良いのでしょう。（これ読まれたら、なに書いてるんだって叱られるだろうなぁ…）

体臭の科学については、別の記事にも詳しく書いておりますので、ご参考にしてください。