お酒が飲めない人は婚活が圧倒的不利!? 解決策が万葉集に書いてありました

お酒が飲めない人の婚活について考える記事のアイキャッチ

お酒が飲めないだけで、婚活が不利!? そんな理不尽な…と思いますが、そういうデータがあるのです。「よっしゃ、俺は有利!」と思った人も、「下戸なんだけど、どうしたら…」とお困りの人も、飲酒と婚活の関係を知ってください!

この記事は、お酒を飲めない人、お酒は飲みたくないと思っている人、お酒と婚活の関係について知りたい人に、とくにおすすめです。

飲酒と喫煙|婚活とのシビアな関係

IBJの成婚白書とは

飲酒と結婚の関係については、データがあります。

大手結婚相談所連盟を運営する株式会社IBJは、婚活業界で唯一、東証プライム市場に上場している企業です(2024年時点)。俺婚はIBJの正規加盟店として、地元の岡山県倉敷市はもちろん、オンラインで全国の婚活をサポートしています。

IBJは毎年4月ごろに、成婚白書という資料を発表しています。成婚白書には、前年1年間にIBJ加盟の結婚相談所で成婚した会員の情報を集めたデータや分析が載っています。

2024年4月15日には、2023年版の成婚白書が発表されました。前の年よりもデータが充実し、49ページもの大作になっています。婚活業界としては大変に貴重な資料で、よく公開してくれているものだと感心します。婚活中の方にも、かなり参考になる資料です。

大ボリュームなので、俺婚ブログでは成婚白書について記事を分けて解説しています。今回は、お酒と成婚のしやすさについてです。

飲酒と成婚のしやすさ

2023年版IBJ成婚白書の、飲酒の習慣別に成婚のしやすさを比べた表

お酒を飲める人のほうが、圧倒的に成婚しやすいのです。

2023年版の成婚白書では上の表のとおりの結果でしたが、この傾向は過去をさかのぼっても同じで、お酒が飲める人のほうが成婚しやすいという結果が出ています。

特に男性は、お酒が飲めるほうが、はっきりと成婚しやすくなっています。

体質的にお酒がまったく飲めない人もいるのに、そんなのひどい、という感じがしますよね。

どうして、このような結果になるのでしょうか?

この記事では、

  • お酒を飲める人のほうが成婚しやすいのはなぜかを考え、
  • お酒が飲めない人はどうしたらいいのかを考えます。

酒が飲めないと結婚に不利なのか?

確定した答えは無い

IBJのプロフィール登録では、お酒について3つの選択肢があります。

  • 飲む
  • 飲まない
  • 付き合い程度

「飲む」を選ぶ人が成婚しやすいのは、すでに述べたとおりです。ただ、その理由について、確定的なことはいえません。

そこで、このブログでは3つの仮説を挙げたいと思います。

その前提として、ひとつ考えてみたいことがあります。

あなたは、お相手候補のプロフィールを見たときに、お酒を「飲まない」からといって、お見合いの申し込みをためらうことがあるでしょうか?

私は婚活時代には気にしていませんでしたね。お酒の項目は、ほぼ無視していたと思います。

【仮説1】飲酒は選択の幅を広げる

1つ目の仮説は、選ぶ・選ばれるの関係が対称ではない、ということです。

「お酒を飲む男性は、お酒を飲まない女性にも選ばれる」けれど、「お酒を飲まない男性は、お酒を飲む女性に選ばれない」可能性があります。

お酒を飲む男性と飲まない男性が、それぞれどんな女性に選ばれやすいかを示した図

男女平等とはいえ、男性が飲んでいないのに自分だけ飲むのは嫌だ…という女性が一定数いることが考えられます。そのため、お酒を飲まない男性は、お酒を飲む女性から選ばれにくくなっている可能性があります。

また、お酒を飲む男性は、お酒を飲む女性とのほうがデートの幅が広がります。結婚相談所の場合、仮交際は複数の人と同時に進められますが、真剣交際はかならず1対1です。

真剣交際の候補が2人いて、Aさんはお酒を飲まず、Bさんはお酒を飲むとしましょう。このとき、どうせならお酒を一緒に楽しめる人のほうがいいかな? と、お酒を飲むBさんを選ぶ男性が一定数いることが考えられます。

真剣交際の相手を選ぶときに、お酒を一緒に楽しめる人が選ばれやすいことを示した図

【仮説2】酔うことで関係が深まる

お酒とコミュニケーションをイメージした画像

少量の飲酒には、活発になったり、不安感を減らしたり、陶酔感をもたらしたりする効果があるため、コミュニケーションの潤滑剤のように使われます。(e-ヘルスネット(厚生労働省))

お酒をまったく受け付けない下戸の人は別として、少量のアルコールには、リラックス効果と気持ちのブレーキをゆるめる効果があります。

お酒の効果で「婚活中の緊張がとれて、大胆に関係を進める会話ができるようになる」と言い換えてもいいでしょう。

お酒を飲む人は、お酒の力を借りることで、交際相手との関係が深まっているとも考えられます。

ただし、厚生労働省によれば、「気分さわやか、活発な態度」に酔えるのは、血中アルコール濃度が20〜50mg/dlまでとされています。

サントリーのサイトで、自分に合ったアルコールの量を計算できます。

自分に合ったアルコールの量の計算について説明した図

私は焼酎1杯でちょうどいいくらいでした。

【仮説3】飲めない主張は嫌われる

3つ目の仮説は、「飲まない」と主張する人は嫌われる、という説です。

プロフィールに載るお酒の選択肢は、「飲む」「飲まない」「付き合い程度」の3つでした。

ふだんお酒をまったく飲まないとしても、「付き合い程度」にする選択肢はあるのです。「付き合い程度」なら、お酒の席はご一緒するけれど、自分はノンアルコールを飲む、という姿勢でもいいじゃないですか。

それなのに、あえて「飲まない」を選んでいる…。

「飲まない」と主張する人をイメージした画像

なんだか強烈なポリシーがあったり、頑固者なのかも…という印象を与えてしまうと思いませんか? ひょっとして、面倒くさいタイプの人なのでは…? と。

もし体質的にアルコールがダメなのなら、プロフィールの中で一言フォローすればいいのです。その一言もなく、「飲めません」とシャットアウトする姿勢が嫌われている可能性があります。

万葉集に答えが書いてありました

大伴旅人の歌

あな醜(みにく) 賢しらをすと 酒飲まぬ人をよく見れば 猿にかも似む

<大伴旅人 万葉集 巻3-344>

元号が令和になったときにブームになったのが、万葉集です。「令和」の文字の出典が万葉集であること、命名者が万葉集研究者の中西進先生ではないかといわれたことで、万葉集関連の本がたくさん出版されました。

私もしっかり流されて何冊か買い、しっかりと積んでおりました(笑)

積んでいる本は、ときどき開くからいいんですよね。パラッと開いてみたら、冒頭の歌が出てきました。

大伴旅人の歌を紹介するイメージ画像

あな醜(みにく) 賢しらをすと 酒飲まぬ人をよく見れば 猿にかも似む

大伴旅人は、お酒が大好きだったようです。

現代の言葉で言い換えると、

あぁ、なんてかっこ悪いやつなんだ。 さも賢そうに振る舞って、「俺は酒なんか飲まないよ」って、 誘っても出てこないノリが悪いヤツ。 酒を飲んで顔が赤くなると猿みたいに見えるもんだけど、 酒を飲まないヤツのほうが、よっぽどかっこ悪い猿だな

みたいな感じでしょうか。口が悪いですね(笑)

付き合いが悪いのは嫌われる…。この感覚は、今も昔も変わらないようです。

お酒飲むよ! 付き合うよ! というスタンスの人、つまりノリのいい人は、交際しやすいし、話しやすい傾向が強そうです。

つまり、酒を飲むかどうかが本質ではなく、他人との付き合い方の問題です。万葉集の歌も、酒は交流の場をたとえて言っているわけで、本質は「賢そうに振る舞って、対等なコミュニケーションがとれないやつは醜い」と言っているのです。

自分のほうが知識があるとか、賢いとか、相手を知識量で圧倒するようなしゃべり方をする人。モテるはずがありません。

会話を議論と間違えて、いつも議論で勝とうとしてしまうようなしゃべり方をする人。モテるはずがありません。

一緒にしゃべろうよと誘っているのに、俺はお前らとは違うからとノリが悪くて付き合わない人。モテるはずがありません。

こう考えると、お酒を飲む人のほうが成婚しやすいという結果の実態は、お酒を飲むかどうかではない、といえませんか。

相手との時間を一緒に楽しむノリがあるか。相手と目線を合わせて会話を楽しむ器量があるか。どうも、このあたりが「醜い猿」などというそしりを免れるポイントのようです。

飲めない人はどうしたらいいのか

体質的にどうしても飲めない場合は、この作戦でいきましょう!

お酒は「飲まない」を避けて、「付き合い程度」を選ぶ

どうしてもお相手に、アルコールがNGなことを知っておいてほしいという場合以外は、「飲まない」は避けましょう。

そもそも選択肢の日本語がおかしく、「飲めない」にしてほしいところです。

たとえ実際には飲まないとしても、「付き合い程度」にしたうえで、コメント欄に「体質的にアルコールは飲めませんが、お付き合いはいくらでも大丈夫です!」のように書いて、お誘いOKの雰囲気を出しましょう。

お酒を飲めないぶん、トークスキルを磨く

少量のアルコールは、人を饒舌にします。ふだんはあまり話さない人でも、居酒屋では熱弁を振るったりするものです。

お酒を飲めない人は、そのぶん、しらふでのトークスキルを磨きましょう。お相手を楽しませて、気分よく飲んでもらえるようにすればいいですね。

誰よりもオープンマインドで、意識して自己開示を心がける

お酒の力を借りることで自分の気持ちを言える、という人もいるくらい、お酒は人をオープンマインドにしてくれます。

飲めない人は、そのぶん、ふだんからオープンマインドを意識して、意識的に自己開示をしていきましょう。

妙に賢ぶったり、謎めかしたりせず、自分の気持ちをおおっぴらに相手に伝えていくことが大切です。結局は、コミュニケーションの問題なのです。

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