婚活の自己紹介文は5要素と7ポイントで決まる|男性向けの書き方と例文
(更新 )

婚活のスタートに大切なのが、自己紹介文。異性に選ばれる魅力的な文章が書けていますか?
自己紹介を書くのが苦手で、ぜんぜん書けない…という男性も、文才がなくても大丈夫です。この記事では、「なにを書くか」の5つの要素と、「どう書くか」の7つのポイントを、例文つきでお伝えします。ポイントを押さえれば、500〜1000文字くらいはすぐに書けますよ。
婚活の自己紹介文、上手く書けてますか?
別の記事で、プロフィール文は最低500文字、最大1500文字くらいがおすすめだとお伝えしました。
小学生のころ、原稿用紙の400文字が埋められなくて困っていた人はいませんか? 作文が苦手でも、いまの婚活では、自己紹介文を書くことは避けて通れません。
いい写真が撮れたら、次は文章です。しかし、苦手な人が多いのも事実。そこで今回の記事では、どうやって文章を書いていけばいいかをお伝えします。

婚活の自己紹介文は何のために書くのか?
ビジネスにたとえれば、プロフィールの自己紹介文(プロフ)は、「私」という商品のパンフレットにあたります。車のパンフレットだって10ページくらいはあるのですから、私のパンフレットがペラペラでいいはずがありません。
では、自己紹介文をきっちり書いていく目的は何でしょうか?
ここからは、俺婚が結婚相談所なので結婚相談所の用語を使っていますが、マッチングアプリでもほぼ同じですので、読み替えて使ってください。お見合いなくして交際なし! 交際なくして結婚なし!

プロフの目的は、ずばり、お見合いにたどり着くことです。当たり前のようですが、案外忘れがちなことです。
私がお相手の検索画面に表示されたときに、どんなプロフであれば、お見合いを申し込んでもらえるか。
私がお見合いを申し込んだときに、どんなプロフであれば、受けてもらえるか。
この観点から、プロフを書いていきましょう。異性が読んだときにどう思うかが大切なのです。
そして、見事お見合いが成立したら、もう一度プロフに働いてもらいましょう。
お見合いで一番困るのが、「話題のきっかけ」と「話題が尽きたとき」です。初対面の方と1時間も話すのですから、話のネタは多いに越したことはありません。
そこでプロフの出番です。プロフの中に、お見合いで話題にできそうなことを散りばめておきましょう。お相手がちゃんと読んでくれていれば、質問があるかもしれません。ラッキーですね。もしお相手から質問がなければ、「私のプロフに書いたんですけど〜」と切り出していきましょう。
自分を救ってくれるプロフが書けていたら、困ったときに心強いですよ!
自己紹介文の5大要素とは?|なにを書くか
ズバリ自己紹介文の5大要素はこれ!
プロフに盛り込むべき5大要素について解説します。5大要素とは、「なにを書くか」ということです。
5大要素を並べて書いているだけで、あっという間に500文字くらいになりますよ。

プロフの5大要素は、ケチケチせずに全部盛りのフルコースでいきましょう。
以前の記事でプロフの文字数についてお伝えしましたが、500文字〜1500文字がおすすめという結論でした。この5大要素を全部盛りにすれば、1000文字くらいはすぐに書けてしまいます。1000文字書いても、1要素あたりたったの200文字ですからね。
順番も、よほどこだわりがなければ、この番号順がよいです。なぜかというと、この順番がフォーマットとして婚活業界の定番になっているからです。人は、ある程度形式が決まっているものほど受け入れやすく、好印象を持ちやすいものです。
読みづらいプロフは、最後まで読んでもらうことすらできず、当然、お見合いの申し込みももらえないことになります。
5大要素が、文章のフォーマットになります。文章力に自信がない人ほど、フォーマットを大切にしていきましょう。
【要素1】私の長所
まずは性格、長所から書き始めます。これは就職の面接などでもよく聞かれるでしょうし、転職を経験したことがあれば簡単かもしれません。

自分で思う自分の性格を書くのですが、「長所」を書きましょう。マイナス面を見てよい気がする人はいないので、短所だと思うところは、長所に言い換えて書くように気をつけてください。
「短所」は、裏を返せば長所でもあります。言い換えの表現が大切です。たとえば、自分はせっかちだと思っていても、「せっかち」ではなく「すぐに行動に移すタイプ」といえますよね。
でも、自分の長所が思いつかないときはどうすればいいの? という人もいるかと思います。そういう場合の対処法を2つ紹介します。
A. 他人の行動でイライラしたことを思い出す他人の行動にイライラするのは、それが自分にとって当たり前のこと、つまり得意なことだからです。
たとえば、待ち合わせに遅刻されてイライラした場合、あなたは「約束の時間を守ることが得意な人」です。それなら、「計画を立てて行動するのが得意」とか、「他人の気持ちを大切にするタイプ」だと書けますよね。
B. うまくいったことを思い出す「最近うまくいったこと」を思い出してみてください。うまくいったことの裏には、かならずあなたの長所が隠れています。
小さなことでも大丈夫です。たとえば、初めて挑戦した料理がおいしく作れたとき。レシピを参考に作ってうまくいったわけですから、あなたにはレシピを守る「几帳面さ」があるのかもしれません。あるいは、「コツをつかむのが上手」とか「なんでも器用にできる」タイプかもしれませんね。
【要素2】周りの人の評価
女性はとくに、他人があなたのことをどう見ているのかを気にしているものです。また、他人の評価は客観的なものですから、自己申告よりも信頼度が高い情報だといえます。もちろん、書いているのは自分なので、実際の信頼度は変わらないのですが、「そのように読める」ことが大切です。
最近、人にほめられたことはないでしょうか? そのエピソードを、そのまま書けばOKです。
ほめられるようなことはないよ、という場合は、友人に冗談で軽口をいわれることがあれば、その軽口をよい方向に転換して書いていきましょう。たとえば「おまえは奥手だな」といわれているなら、「物事を慎重に進めるタイプ」と言い換えてもいいですね。
【要素3】私の仕事

やはり男性の場合には、この項目が重要です。女性もとくに注目して読んでいます。
要注意なのは、「女性は、あなたの専門領域には興味がない」ということです。女性が気にしているのは、どのような職種なのかということと、生活スタイルなのです。
たとえば、エンジニアの場合。「Pythonで機械学習を用いた販売データの分析プログラム開発を行っています」と書いても、その段階で読むのをやめられてしまうかもしれません。
そうではなくて、「プログラマーとしてIT企業に勤めています。いまは在宅勤務が多いのですが、週に3日は出社しています。朝はフレックスでゆっくり出勤できています」といった書き方が、求められている情報になります。
【要素4】趣味・休日の過ごし方
休日のことや趣味の話は、お見合いで話題にしやすい項目ですので、とくにお見合いを念頭に置いて書きましょう。女性にウケのいい趣味だったり、男の趣味でもよほどのこだわりがあったりする場合は例外として、お見合いで使えないことを書いても意味がありません。とはいえ、男女共通の趣味はなかなか少ないもの。さじ加減は、担当者に相談してみるのがよいでしょう。
【要素5】結婚後の理想の生活
ここは、本当に気をつけてほしい注意点があります!
この項目を書き始める前に思い出してください。プロフは、あなたのパンフレットなのです。あなたを売り込むために書くのであって、間違っても、相手への注文書ではありません。「家事を全面的にお任せできる方」とか「親の介護に協力してくださる方」など、どうしても譲れないことでなければ、プロフに書くのは控えたほうがよいでしょう。仮にこういった要望があるとしても、それはお互いに信頼関係ができてから話し合うべきことです。
このプロフを読んでくれる理想の女性と共有できる夢を、書くようにしていきましょう。
自己紹介文を書くときの7つのポイントとは?|どう書くか
書き方のポイントが7つあります。5大要素は「なにを書くか」でしたが、7つのポイントは「どう書くか」になります。

【ポイント1】具体的なエピソードを入れて書く
読み手が状況をありありと想像できるような、具体的なエピソードを盛り込むと、プロフがぐっと読みやすくなり、お相手に親近感を持ってもらえるようになります。プロフは履歴書ではないのですから、事実を淡々と書いているだけでは、あなたの魅力が伝わりません。
プロの小説家さんの文章だと、まるで自分が物語の主人公になったように、共感しながら読み進めていけますよね。私たちはシロウトなので、プロの作家のような文章は書けませんが、少なくともお相手に共感してもらいたいという意気込みで書いていきましょう。
【悪い例】 私はとっても明るい性格です。
【いい例】 私は職場一番の明るい性格で、会社の忘年会では毎回社長から「今回も頼むよ!」と言われて盛り上げ役になっています。
どうでしょうか? 【いい例】のほうでは、ご本人の明るい性格が伝わるばかりか、会社の忘年会の様子や社長の顔が浮かんできませんか? きっとご本人は職場の人気者なのだろう、ということなど、ついてくる情報がたくさん伝わりました。

【ポイント2】固有名詞を入れて書く
固有名詞を入れると、さらに具体性が増して、読み手の想像力をサポートする文章になります。人は文章を読むときに、頭の中でイメージを膨らませます。このとき、より具体的な名詞が入っているほうが想像しやすく、スラスラと頭に入っていくものです。
【悪い例】 料理はできる方だと思います。
【いい例】 料理するのが好きで、得意料理はナポリタンとシチューです。頻繁に調理器具を見に行くので、Loftの店員さんと友達になりました。
固有名詞を入れることで、ぐっと現実感が増しました。ご本人が作ったナポリタンやシチューが、頭の中でイメージできるのではないでしょうか?
Loftなど、ブランディングのしっかりしている企業の名前は、想像をサポートする強力な仲間です。Loftと書いただけで、黄色い看板や店内の雑貨の様子など、イメージが広がっていきます。
試してみましょう。
コカ・コーラ頭の中に赤い色が出てきたり、爽やかなイメージを感じたりしましたか?
【ポイント3】人に言われたことを重視して書く
とくに女性に向けて書くときには、他人にどのように見られているかを書くことが重要です。自分で書いたことであっても、「ほかの人がこういっているんですよ」という形で書くと、読み手は情報の出どころを錯覚するので、信頼感が大きく上がります。もちろん、嘘を書いてはいけませんよ。
【悪い例】 気が利く性格です。
【いい例】 いつも飲み会の時には友人に「いつの間にかみんなの会計をまとめてくれて、気が利くね」と言われます。
どうでしょうか。具体的なエピソードも交えた、合わせ技で改善しました。
自分の長所を書くときだけでなく、仕事のことや趣味のことなど、あちこちに他人の目線を入れてみてください。説得力が出てくると思います。また、書き手を印象づけることになりますから、お見合いのときには、最初からよいイメージを持って対面してもらえます。
人はなかなか、相手のよいところに短い時間で気づいて、言葉にできないものです。自分のいいところを見つけてもらえないなら、先に自分でいっておけばいいんですよね。
【ポイント4】自慢話は担当仲人に書かせる

社会的に名声を得ているのでもない限り、他人の自慢話を積極的に読みたい人はいません。自慢話は、どうしても印象がキツくなってしまうものです。だからといって、せっかくのアピールポイントをまったく伝えないのではもったいないです。
自慢話を書くのに使えるのが、担当者からのPR文です。
結婚相談所のプロフィールには、ご自身の自己紹介に続いて、担当者からのおすすめの文章がついていますので、ここを活用しましょう。担当者に書いてもらうことで、自分の自慢のポイントを、いやらしくなく伝えられます。
【悪い例】 海外に良く行くのでTOEICは950点です。
【いい例】 <担当者より> お仕事で海外出張も多く経験され、TOEICはなんと950点だそうです。
遠慮する必要はまったくありません。お相手に伝えたい自慢のポイントがあれば、「これを書いてください!」と担当者にしっかり伝えてください。もちろん、面談の中で気がつけば、担当者のほうから提案があると思います。
プロフィールは、【写真】と【自己紹介文】と【担当者のPR文】の三位一体です。
担当者としっかりコミュニケーションを取って、自己紹介文とお互いに補い合うような文章が書けると理想的です。
【ポイント5】敷居は下げて書く
仕事の紹介や、趣味・休日の過ごし方などが、あまり高尚すぎると、お相手が遠慮してしまい、申し込みをもらいにくくなる場合があります。なるべく多くの方から申し込みをもらうに越したことはありませんので、あまりにも敷居が高くなってしまう書き方は避けたほうが無難です。
【悪い例】 クラシック音楽を聴くのが好きで、毎月コンサートに出かけます。
【いい例】 J-Pop、アニソン、クラシックまでなんでも興味があります。クラシックのコンサートには頻繁に出かけています。
実際、私もクラシックは好きですし、とてもよい趣味だと思います。でも、お相手も同じような趣味だとは限りません。その世界を知らない人にとっては、ちょっと敷居が高く感じてしまうのも無理はないと思います。
そこで、自分の「好き」をちょっとだけぼかして、網を広く張るようなイメージで書き換えてみました。嘘になってはいけませんが、あえて避けられるようなことを書かなくてもいいのです。
【ポイント6】ポジティブに書く

7つあるポイントの中で、一番大切といっても過言ではないのが、この「ポジティブに書く」です。真面目で遠慮がちな男性ほど、謙遜のつもりで、あるいは自分を大きく見られるのを嫌って、ネガティブな言葉が入ってきてしまいます。
プロフはあなたのパンフレットなのですから、ネガティブな言葉は一切いりません。車のパンフレットに、「ちょっと加速は悪いですが、燃費は最高です」とは書いてないですよね。
【悪い例】 高校からギターをやっています。歴は長いのですが下手の横好きです。
【いい例】 高校時代に始めたギターがかれこれ20年の趣味です。一番の親友はギター仲間です。
「下手の横好きです」というネガティブな言葉を消して、親友がいるというポジティブなメッセージに書き換えました。実際にはそんなに上手でないとしても、それはあなたの魅力とは関係ありません。
遠慮深い人が多いのか、みなさん本当にネガティブな言葉を使いすぎです!
ネガティブな言葉は、どんなに気をつけていても、文章の端々に出てきてしまいます。プロフを書き上げたら、一度自分で音読してみてください。マイナスなイメージの言葉が入っていたら、片っ端から削除、書き換えです。
【ポイント7】積極的な男性像で書く
女性は積極的な男性に惹かれます。奥ゆかしいところはあってもいいですが、消極的では魅力が減ってしまいます。自分の性格やこれまでの人生がどうあれ、積極的な男性像でプロフを書いていきましょう。
言葉は不思議なもので、自分で書くと、そのように振る舞えるものです。婚活のフィールドでは積極的に行動しなければならないのですから、プロフの時点で断言してしまいましょう。
【悪い例】 行きたいお店があれば、どこでもご一緒いたします。
【いい例】 イタリアンが大好きなので、お気に入りのお店リストがあります。ぜひご一緒しましょう。
「ご一緒します」では、相手任せすぎて積極性に欠けます。相手に合わせて行動できる、というふうにも読めますが、婚活の場では、やはりある程度、男性が女性をリードしていく必要があります。
この人とデートに行っても、楽しいプランがなさそうだな…と思われかねません。ここは積極性を出して書き換えるべきです。

結婚相談所のプロフ作り
結婚相談所の場合は、担当者と一緒にプロフを作り上げていきます。
結婚相談所に入会すると、担当の仲人と話をしながらプロフを作り上げていきます。俺婚の場合は、おおよそ1時間〜2時間くらい、会員さんのこれまでの人生についてお聞きすることになります。
ヒアリングをするのは会員さんご本人の魅力を知るためなのですが、これは同時に、いままでの人生の棚卸しにもなります。仲人と話をしているだけで、なんとなく自分の自己紹介文が頭の中にできあがってくると思いますよ。
俺婚の場合、完全な代筆はしていません。会員さんご本人の言葉で自分の魅力を伝えることに、意味があるからです。その経験が、お見合いの席でも、そのあとの交際でも役に立ちます。代筆はしませんが、もちろん監修はします。日本語の間違っている部分を直したり、読みづらい部分を整えたり、表現を書き換えたりという作業です。作文と推敲を何度かくり返して、やっと自己紹介文が完成するのです。
たいへんですが、婚活の大切なポイントですから、手を抜いてはいけません!
文章術については、本を読んでみるのもいいかもしれませんね。


