俺は低年収だから結婚できない。
そう思っていませんか?
そう思い込んでいませんか?
結婚相談所の経験から、
じゅうぶん結婚できる、
婚活をすべき年収を教えます!
もくじ
年収が心配で婚活できない!
婚活できないのが婚活の問題
問題:男の婚活でいちばん大きな問題は何でしょうか?
モテない、清潔感がない、会話が苦手…とか…
男の婚活で最大の問題は何だと思いますか?
出会いがない、モテない、清潔感がない、ファッションセンスがない、会話が苦手、などなど…。
いろんな事が思いつくと思いますが、そうではありません。
男の婚活最大の問題は、婚活が始められないことです。
なんだそりゃ?と思われるかもしれません。
しかし、モテないとかファッションがどうとかは、婚活を始めてからぶつかる問題です。
そもそも大多数の独身男性は、婚活を始めてすらいません。
婚活のスタートが切れないのが男性の最大の問題です。
女性が比較的カジュアルに婚活をスタートするのとは対照的です。
婚活を始められない男性には2つのパターンがあります。
ひとつは、結婚したいことを自覚しているけど、婚活を始めない男性。
もうひとつは、結婚したいかどうかに無自覚な男性です。
どちらにしても、婚活がスタートしないことには結婚という成果も出ようがありません。
ある日突然空から女の子が振ってきて結婚してくれるような奇跡は起こらないのです。
守りたい男と守られたい女
どうして婚活を始められない独身男性が多いのか?
それは結婚生活がキチンとできるか心配だからです。
男性には『家族を守りたい』という本能的欲求があります。
守るものを作るために結婚しているようなものです。
一方で、女性には『守られたい』という欲求があります。
いまは夫婦共働きの時代ですし、家事も育児も男女とも参加するのが当然になりました。
夫婦別財布の家庭も多いでしょう。
しかし、それでも、男女の意識としては『家族を守っている俺』と『あの人に守られている私』なのです。
『守りたい男』と『守られたい女』の組み合わせで夫婦ができる。
いつの時代でもこれが人間というものでしょう。
人間だって、動物だもの。
生きていくための動物らしい本能はあります。
男性の『家族を守りたい』という欲求は、『守らなければならない』という責任感と表裏一体です。
男は誰でもウルトラマン
男は、ウルトラマンなんです。
地球が怪獣に襲われて、弱い人間が困っている。
そんなとき、俺はウルトラマンに変身して、3分だけ戦って怪獣退治をして去って行く。
これが大多数の男の理想です。
だから男は日常にあんまり興味ないんです。
番組が始まったばっかりの日常パートにウルトラマンってでないじゃないですか。
ウルトラマンは巨大怪獣が出てからが出番なんです。
男は非日常が主戦場なんです。
たとえば、料理をするにしても日々の作り置きオカズは興味ないんですよ。
なんか聞いたこともないようなスパイスとか使う特別な料理が作りたいわけです。
毎日の掃除機かけは嫌いでも、大掃除の時に網戸を外して洗ったり、部屋のレイアウト変更でベッドを解体したりとかはパワーが出るんですよね。
でも人類を守るウルトラマンになるためには、現実的にはカネがいります。
男にとって、いざというときに変身できないウルトラマン、戦えないウルトラマンになってしまう恐怖はとんでもなくデカいです。
都道府県別”普通の年収”
ウルトラマンよ、勇気を出して
ウルトラマンである男の婚活の最大の問題は、モテないとか、清潔感がないとか、気が利かないとか、コミュニケーションが苦手とか、そんなことじゃないです。
最大の問題は、カネの心配。
俺はひょっとして変身できないウルトラマンなんじゃないかという恐怖との戦いです。
『家族を守りたいという欲求』
『家族を守らなければならないという責任感』
『自分の実力に対する不安』
これらのせめぎ合いで、結局、結婚するという勇気が出せない男性が多いのです。
この問題を乗り越えないと、そもそも婚活がスタートできないから、モテないとか清潔感以前の話になっちゃうんです。
社会が悪い面もあると思います。
給料は上がらない、税金や社会保障費はドンドン取られる、結婚や子育てに関わる費用は声高に叫ばれる…。
でもね。
みんな、自分は変身できないウルトラマンじゃないかという心配をしてるんですけど、だいたい大丈夫なんです。
週五日まいにち働けている人はほとんど問題ないです。
働けてない人は、婚活の前に就活が必要ですけど、働けてるなら大丈夫です。
いや、おれは働いているけど収入が少ないから…。
と不安なウルトラマンの皆さん、いますよね。
そんなめちゃくちゃ少ないことないですよ。
婚活業界の話のネタが桁外れにデカいだけです。
やれ、年収1000万円だの、結婚するなら最低でも800万円だの、
あんなのは都会のごく一部だけの話で、そっちはそっちウルトラマンに任せとけばいいんです。
自分の担当エリアと関係ありませんから。
もうね、XとかYouTubeとか見なくていいですから。
都道府県別”普通”の年収
現実的に、どのくらいの収入が”普通”なのかを見ましょう。
賃金構造基本統計調査という厚生労働省の調査があります。
この調査結果を見ると、どのくらいの収入が世の中の”普通”なのかがわかります。
もし、”普通”の年収で結婚生活が送れないなら、日本は相当ヤバいです。
でも、いまのところそんなことはありません。
普通の年収があれば、じゅうぶん幸せな家庭を持って子育てしていくことが可能です。
以下の表は、賃金構造基本調査から俺婚が独自に作成した、『勇気を出して婚活をスタートすべき年収』です。
もちろん、この年収がないとダメなわけではありません。
少なくとも、この水準以上の方は婚活をスタートして欲しいという指標です。
ぜひ参考にしてください。
都道府県 | 20代後半 | 30代前半 |
---|---|---|
北海道 | 340 | 355 |
青森県 | 301 | 338 |
岩手県 | 305 | 341 |
宮城県 | 313 | 370 |
秋田県 | 323 | 346 |
山形県 | 309 | 326 |
福島県 | 321 | 365 |
茨城県 | 333 | 372 |
栃木県 | 331 | 377 |
群馬県 | 328 | 360 |
埼玉県 | 336 | 387 |
千葉県 | 348 | 388 |
東京都 | 390 | 448 |
神奈川県 | 371 | 414 |
新潟県 | 323 | 357 |
富山県 | 329 | 374 |
石川県 | 329 | 374 |
福井県 | 335 | 356 |
山梨県 | 333 | 357 |
長野県 | 310 | 368 |
岐阜県 | 310 | 368 |
静岡県 | 337 | 401 |
愛知県 | 362 | 413 |
三重県 | 336 | 422 |
滋賀県 | 339 | 376 |
京都府 | 352 | 380 |
大阪府 | 350 | 398 |
兵庫県 | 331 | 391 |
奈良県 | 344 | 389 |
和歌山県 | 321 | 381 |
鳥取県 | 283 | 324 |
島根県 | 324 | 336 |
岡山県 | 332 | 382 |
広島県 | 330 | 380 |
山口県 | 311 | 348 |
徳島県 | 347 | 389 |
香川県 | 333 | 379 |
愛媛県 | 332 | 360 |
高知県 | 282 | 338 |
福岡県 | 312 | 372 |
佐賀県 | 300 | 330 |
長崎県 | 309 | 374 |
熊本県 | 307 | 344 |
大分県 | 295 | 372 |
宮崎県 | 319 | 338 |
鹿児島県 | 319 | 338 |
沖縄県 | 287 | 312 |
独身男子よ、勇気を出して婚活せよ!
どうでしょう。
少しはウルトラマンの背中を押せたでしょうか。
じつは、サラリーマンの場合『自分の年収がいくらなのか知らない』人が多いです。
分からない場合には、会社に申請して源泉徴収票を貰ってください。
毎年年末に貰っているはずですが、手元になければ再発行してもらえます。
なんとなく不安で婚活がスタートできないのは、自分と世の中の現状を把握できていないからです。
敵を知り己を知れば百戦あやうからず。
まずは自分のこと、世の中の状況を数字で把握することで、幸せな結婚生活に向けて一歩を踏み出してもらえれば嬉しいです。
独身男子よ、勇気を出して婚活せよ!
家族がウルトラマンの活躍を待っているぞ!