お酒が飲めない人は婚活が圧倒的不利!? 解決策が万葉集に書いてありました

お酒が飲めない人は婚活が圧倒的不利!?

お酒が飲めないだけで婚活が不利!?
そんな理不尽な…と思いますが、
そんなデータがあるのです。
「よっしゃ、俺は有利!」
と思った人も、
「下戸なんだけどどうしたら…」
とお困りの人も、
飲酒と婚活の関係を知ってください!

【こんな人にお勧めの記事です】
・お酒を飲めない人
・お酒は飲みたくないと思っている人
・お酒と婚活の関係について知りたい人

【書いた人】
岡隆平 結婚相談所 俺婚 代表
あなたの上昇気流婚をお手伝いする岡山県倉敷市の結婚相談所・俺婚の代表仲人。JLCA認定婚活カウンセラー。
20代、30代と婚活に悩んだ経験から、婚活サポートを志す。得意分野は問題解決思考。経営コンサルタント大前研一氏の元で学んだ問題解決手法を活かし、婚活に励む皆さんを応援いたします。
情報発信は『YouTube』『note』『俺婚ブログ』『IBJブログ』『X』『俺婚公式LINE』など。

飲酒と喫煙|婚活とのシビアな関係

IBJの成婚白書とは

おかりゅう

飲酒と結婚の関係についてのデータがあります

大手結婚相談所連盟を主宰する株式会社IBJは、婚活業界で唯一東証プライム市場に上場している上場企業です。当社俺婚はIBJの正規加盟店として、地元岡山県倉敷市はもちろん、オンラインで全国の婚活をサポートをしています。

IBJは毎年4月頃に成婚白書という資料を発表してくれています。
成婚白書には、前年1年間にIBJ加盟の結婚相談所から成婚した会員の情報を集積したデータや分析が記載されています。
今年も、2024年4月15日に2023年版の成婚白書が発表されました。
昨年よりもデータ数が充実し、49ページもの大作になっています。
婚活業界としては大変に貴重な資料で、よく公開してくれているものだと感心するもので、婚活中の方にもかなり参考になる資料です。

大ボリュームになっていますので、俺婚ブログでは成婚白書について記事を分割して解説していきます。
今回は、男性を待ち受ける高いハードルについてです。

第1回記事
【2024最新】IBJ成婚白書|なぜ少子化対策は婚活者を救わないのか
第2回記事
思い込んだら危険!男性の年収と結婚の真実|平均の罠に騙されるな!
第3回記事
大激論!結婚相談所では女性も年収公開すべき?成婚率が上がるって本当?
第4回記事
攻略不可能!?婚活男性は年齢×年収のハードルを越えられるか
第5回記事
男性の婚活は西高東低?住んでる場所で大違い!あなたの婚活の有利・不利
第6回記事
低身長でお悩みの男性必読|結婚相談所会員男性の身長と婚活の実態
第7回記事
お酒が飲めない人は婚活が圧倒的不利!? 解決策が万葉集に書いてありました

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飲酒と成婚のしやすさ

飲酒と成婚しやすさの関係
のん

飲める人の方が圧倒的に成婚しやすいのだ

2023年版の成婚白書では上の表の通りの結果でしたが、この傾向は過去を遡っても同様で、お酒が飲める人の方が成婚しやすいという結果が出ています。

おかりゅう

特に男性はお酒が飲める方が顕著に成婚しやすいね

体質的にお酒が全く飲めない人もいるのに、そんなのヒドいって感じがしますよね。

どうしてこのような結果になるのでしょうか?

この記事では…

・お酒を飲める人の方が成婚しやすいのはなぜかを考察し、
・お酒が飲めない人はどうしたらいいのかを考えます。

酒が飲めないと結婚に不利なのか?

確定した答えは無い

IBJのプロフィール登録では、お酒について3つの選択肢があります。

『飲む』
『飲まない』
『付き合い程度』

『飲む』を選ぶ人が成婚しやいのは既に述べたとおりですが、理由について、確定的な事は言えません。

そこで、当ブログでは3つの仮説を挙げたいと思います。

その前提として一つ考えたい事があります。

あなたはお相手候補のプロフィールを見たときに、お酒を『飲めない』からお見合い申込みを躊躇することがあるでしょうか?

おかりゅう

私は婚活時代には気にしてなかったですね。お酒の項目はほぼ無視するかな?

【仮説1】飲酒は選択の幅を広げる

第一の仮説は、選択の非対称性があることです。

『お酒を飲む男性は、お酒を飲まない女性にも選ばれる』けど、『お酒を飲まない男性は、お酒を飲む女性に選ばれない』可能性があります。

飲酒とマッチングの非対称性

男女平等とは言え、男性が飲んでいないのに、自分だけ飲むのは嫌だ…という女性が一定数いることが考えられます。
そのため、お酒を飲まない男性は、お酒を飲む女性から選ばれづらくなっている可能性があります。

また、お酒を飲む男性は、お酒を飲む女性の方がデートの幅が広がります。
結婚相談所の場合、仮高裁は複数人と同時進行できますが、真剣交際はかならず1対1です。

2人の真剣交際候補がいて、Aさんお酒をのまず、Bさんはお酒を飲むとしましょう。
このとき、どうせならお酒を一緒に楽しめる人の方がいいかな?と、お酒を飲むBさんを選ぶ男性が一定数いることが考えられます。

どちらか選ぶなら?

【仮説2】酔うことで関係が深まる

少量の飲酒は活発になったり不安感を減らしたり陶酔感をもたらすといった効果があるため、コミュニケーションの潤滑剤のような使われ方をされます。
e-ヘルスネット 厚生労働省

お酒を全く受け付けない下戸の人は別として、少量のアルコールにはリラックス効果と気持ちの抑制効果があります。

お酒の効果で『婚活中の緊張が取れ、大胆に関係を進める会話ができるようになる』と言い換えてもいいでしょう。

お酒を飲む人は、お酒の力を借りることで、交際相手との関係が深まっているとも考えられます。

ただし、厚生労働省によれば、『気分さわやか、活発な態度』に酔えるのは血中アルコール濃度が20-50mg/dlまでとされています。

サントリーのサイトで、自分の適切なアルコール量を計算できます。

婚活が有利になる飲酒量を知る
おかりゅう

私は焼酎1杯でちょうどいいくらいでした。

【仮説3】飲めない主張は嫌われる

仮説の3つめは、『飲まない』と主張する人は嫌われるという説です。

プロフィールに掲載されるお酒の選択肢は、つぎの3つでした。
『飲む』
『飲まない』
『付き合い程度』

普段お酒を全く飲まないとしても、『付き合い程度』にする選択肢はあるのです。
『付き合い程度』なら、お酒の席はご一緒するけど、自分はノンアルコールを飲むという姿勢でもいいじゃないですか。
それなのに、あえて飲まないを選択している…。

なんだか強烈なポリシーがあったり、頑固者なのかも…という印象を与えてしまうと思いませんか?

のん

ひょっとして面倒くさいタイプの人なのでは…?

もし体質的にアルコールがダメなのなら、プロフィールの中で一言フォローすればいいのです。
その一言も無く、「飲めません」とシャットアウトする姿勢が嫌われている可能性があります。

万葉集に答えが書いてありました

大伴旅人の歌

あな醜(みにく)
賢しらをすと
酒飲まぬ人をよく見れば
猿にかも似む
<大伴旅人 万葉集巻3-344>

元号が令和になったときにブームになったのが万葉集。
令和もの文字の出典が万葉集ということ、命名者が万葉集研究者の大西進先生ではないかと言われたことで、万葉集関連の書籍がたくさん出版されました。
私もしっかり流されて何冊か買って、しっかりと積んでおりました(笑)

積んでいる本はときどき開くからいいんですよね。
パラッと開いてみたら、冒頭の歌が出てきました。

あな醜(みにく) 賢しらをすと 酒飲まぬ人をよく見れば 猿にかも似む

大伴旅人はお酒が大好きだったようです。

現代日本語風に言い換えると、

あぁなんてかっこ悪いやつなんだ。
さも賢そうに振る舞って、「俺は酒なんか飲まないよ」って
誘っても出てこないノリが悪いヤツ。
酒を飲んで顔が赤くなると猿みたいにみえるもんだけど、
酒を飲まないヤツのほうがよっぽどかっこ悪い猿だな

みたいな感じでしょうか。

おかりゅう

口が悪いですね(笑)

付き合いが悪いのは嫌われる…。この感覚、今も昔も変わらないようです。

お酒飲むよ!付き合うよ!というスタンスの人、つまりノリのいい人は交際しやすいし、話しやすい傾向が強そうです。

つまり、酒を飲むかどうかが本質ではなくて、他人との付き合い方の問題です。
万葉集の歌も、酒は交流の場を比喩的に言っているわけで、本質は「賢そうに振る舞って対等なコミュニケーションが取れないやつは醜い」といっているわけです。

自分の方が知識があるとか、賢いとか、相手を知識量で圧倒するようなしゃべり方をする人。
モテるはずがありません。

会話を議論と間違えて、いつも議論で勝とうとしてしまうようなしゃべり方をする人。
モテるはずがありません。

一緒に喋ろうよと誘っているのに、俺はお前らとは違うからとノリが悪くて付き合わない人。
モテるはずがありません。

こう考えると、お酒を飲む人の方が成婚しやすいの実態は、お酒を飲むかどうかが重要ではないといえませんか。

相手の時間を一緒に楽しむノリがあるか。
相手と目線を合わせて会話を楽しむ器量があるか。
どうも、このあたりが『醜い猿』などという誹りを免れるポイントのようです。

飲めない人はどうしたらいいのか

おかりゅう

体質的にどうしても飲めない場合は、この作戦でいこう!

お酒は『飲まない』は避けて、『付き合い程度』を選ぶ

どうしてもお相手にアルコールがNGなことを知っておいてほしいという場合以外は、『飲まない』は避けましょう。

そもそも選択肢の日本語がおかしく、『飲めない』にしてほしいところです。

たとえ実際には飲まないとしても、『付き合い程度』とした上で、コメント欄で「体質的にアルコールは飲めませんが、お付き合いはいくらでも大丈夫です!」のようにお誘いOKの雰囲気を出しましょう。

お酒を飲めない分、トークスキルを磨く

少量のアルコールは人を饒舌にします。

普段はあまり話さない人でも、居酒屋では熱弁を振るったりするものです。

お酒を飲めない人は、その分、シラフでのトークスキルを磨きましょう。
お相手を楽しませて、気分よく飲んで貰えるようにすればいいですね。

誰よりもオープンマインドで意識的に自己開示を心がける

お酒の力を借りることで、自分の気持ちを言えるという人もいるくらい、お酒は人をオープンマインドにしてくれます。

飲めない人は、その分、普段からオープンマインドを意識して、意識的に自己開示をしていきましょう。

妙にかしこぶったり、謎めかしたりせず、自分の気持ちをおおっぴらに相手に伝えていくことが大切です。

のん

結局、コミュニケーションの問題なのだ

成婚難易度診断イメージ画面

実際に結婚相談所で婚活をした場合、自分はどのくらい有利なのか、不利なのか、気になりますよね。
当社では、入会前に婚活の難易度がわかる『成婚難易度診断』LINEのお友だち限定でご提供しております。

まずは、結婚相談所での活動の有利・不利を判断して、婚活戦略を考えましょう!

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