いまの婚活業界の一大議論テーマ!
「女性は年収公開すべきか?」
結論は、年収公開すべき!です。
どうして年収を隠す女性は
成婚できないのか、解説します。
【こんな人にお勧めの記事です】
・結婚相談所での婚活に興味のある人
・婚活で年収をプロフィールに書くべきか迷っている女性
・女性の婚活戦略を知っておきたい婚活男性
【この記事の結論】
年収を隠している女性が成婚しづらいのは…
・実年齢が高いから
・おばさん思考になっちゃってるから
あなたは、女性も年収を公開して婚活すべきだと思いますか?
しなくてもいいと思いますか?
※今回は当ブログにはめずらしい女性向け記事です。
女性の婚活情報を集めるには、女性向け婚活メディア「玉の輿婚活ブログ」もオススメです。
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もくじ
結婚相談所と女性の年収
結婚相談所のルール
IBJ加盟の結婚相談所では男性の年収公開は必須!
でも女性の年収公開は任意なのだ
結婚相談所の基本ルールについては、以前の記事で詳しくまとめています。
【完全網羅】入会前に知っておきたい結婚相談所の基本ルール全集
入会時に、『男性のみ』必須の書類が収入証明書です。
結婚相談所では男性の収入の公開は義務づけられているため、証拠として証明書を提出して頂きます。
一方で、女性の年収については、プロフィールに書くのも書かないのも任意となっています。
女性の年収公開率はたったの19%
IBJのアナウンスによると、2023年末次点での女性の年収公開率は19%にとどまっています。
5人中4人は年収を隠している状態です。
女性の年収公開率は低い状態と言わざるを得ません。
これはなにも女性が悪いのでは無く、それなりの背景があります。
- 結婚相談所で女性は年収を公言しないものという長年の慣習
- 年収公開には証明書が必要なため、その分手間がかかる
こういった事情があり、相談所側も女性本人も積極的に年収を公開しないのです。
しかし、いま明らかに時代の変わり目に来ています!
女性も年収公開すべきか論争中
いま、婚活界隈では女性が年収公開すべきかどうか、熱い議論になっています。
婚活は多くの人の関心がある話題なので、ときどきこういう論争が発生しますね。
たとえば、『初回デートでファミレスはアリか、ナシか』とか『初めて会うときには男性がコーヒー代を奢るべきか、割り勘にすべきか』など。
おもにX(旧:Twitter)で盛り上がる話題なのですが、女性の年収公開については、これまで以上に熱いテーマになっています。
議論の発端になったのは、IBJの公表している『成婚白書』です。
IBJは毎年、1年間の成婚者のデータとをまとめた成婚白書を発表しているのですが、2023年度版(2024年5月発表)で、女性の年収公開と成婚率についてのデータを掲載しました。
女性の年収公開と成婚率のシビアな関係
成婚白書のデータをまとめるとこうなります。
年収を公開している女性の方が、圧倒的に成婚率が良いのだ!
なぜこういう結果になっているか解説していきますよ
女性は年収公開した方が成婚率があがる理由
年収公開しないのはおばさん?
実は凄まじくシビアな状況があります。
若い女性ほど年収を公開している人が多く、高齢になるほど年収を公開している女性が少なくなります。
20代後半と30代前半の、まさに婚活激戦年齢の女性は年収公開率が高いです。
ところが、なぜか30代後半に入るとガクンと年収公開率が下がり、以降、高齢になるほど公開率は下がっていきます。
どうしようもなく残酷な事実ですが、男女問わず若い人の方が成婚率がいいです。
つまり、極めてシンプルな答えが見えてきます。
年収公開している女性の成婚率が良いのは、若い女性ほど年収公開しているから
年収を隠す女性が成婚できないのは、高齢女性ほど年収を隠しているから
残酷すぎる事実なのだ…
実年齢以外にもマインドの問題もあります。
若いのに考え方がおばちゃん思考になってるケースです。
昭和の専業主夫思考おばさん
マインドがおばちゃんになっちゃってる女性。
その1は、「女性の収入が気になるような男はお断り」と思っている。だから隠すという女性ですね。
これは名付けて、昭和の専業主婦思考おばさんです。
男性は稼いで女性は家事をするもの、だから女性の収入が気になるような男は甲斐性が無い!
これ、めっちゃ昭和の匂いがするオバサンくさい考え方じゃないですか?
昭和の専業主婦思考おばさんの作戦はこんな感じです。
【専業主婦思考おばさんの作戦】
甲斐性が無い男は私には相応しくないし、そんな相手とは結婚したくない
→年収を隠していても、寄ってくる男がいい
→だから私の理想の結婚をするためには、年収を公開しないのがいい
女性の収入なんか気にせずに、お見合いを申し込んでくれる人だけにターゲットを絞っているわけですから、無駄なお見合いをせずにすみそうで、非常に効率が良さそうです。
この作戦は一見良さそうだけど、大間違いなんです。
女性の収入が気になるような男は結婚相手候補にならないとしたら、どのくらいの男性が切り捨てられるでしょうか。
国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、結婚相手の条件として【収入などの経済力】を考慮しないと答えた男性は全体の50%でした。
お相手の年収を考慮しない=プロフィールに書いてなくてもいいという人が50%ということですね。
逆に言えば、半数の男性はプロフィールに年収が書いてない女性に不信感を持つことになります。
半分の男性はお相手候補から消えます。
お望み通り、甲斐性が無い男性とは結婚できなくなるというわけですね。
ここまで作戦通りです!
残り半分の中にこそ、理想の相手がいるという前提なんですから。
ところで、結婚相手の条件として【収入などの経済力】を考慮しない男性ってどんな男性でしょうか。
年収1000万円以上などの比較的収入の良い男性でしょうか?
高身長、イケメンで女性にモテるタイプの男性でしょうか?
むしろそういう、いくらでも相手を選べる人ほど、収入を隠す女性を避けるのではないですか?
2010年の出生動向基本調査では、こんなデータが出ています。
男性の学歴別に、結婚相手の収入など経済力を考慮するかどうかを尋ねると、高学歴になるほど、考慮しない人の割合が少ないという結果になりました。
収入を隠すことで男性を選別しようと、半分捨てたわけですが、残った半分の方が自分の理想の相手が少ないなんてことありあませんか?
男性を選別したようで、実は自分の方が選別されていたなんてことになってませんか?
これが「女性の収入が気になるような男はお断り」の罠です。
これはもう本当にオバサン思考で、32年前の1992年には女性の年収を考慮していた男性は30%くらいしかいませんでした。
それが年々意識が変わっていき、2022年にはとうとう半数以上の男性が女性の年収を考慮するようになってしまいました。
2024年のいま現在ではもっと増えていることでしょう。
「女性の収入が気になるような男はお断り」という昭和の専業主婦思考おばさんは成婚できません。
玉の輿狙いシンデレラ思考おばさん
マインドがおばちゃんになっちゃってる女性その2は、自分の収入が低いと、収入の高い相手に選ばれないのではないと思っている、だから隠す、という女性ですね。
これは名付けて、玉の輿を狙うシンデレラ思考オバサンです。
まっていれば、いつか白馬の王子様がやってくる…、これまた昭和の少女漫画的な匂いがします。
貧しい少女シンデレラは、意地悪な継母と義姉たちに虐げられていました。魔法の力で美しいドレスとガラスの靴を得て舞踏会に出席し、王子と恋に落ちます。夜中の鐘で魔法が解けますが、王子はガラスの靴を手がかりに彼女を探し出し、二人は結ばれ幸せに暮らしました。
でも、これは昔の話。
いまどきディズニープリンセスも寝て待ってはいないですよ!
【シンデレラ思考おばさんの作戦】
年収が高い男性と出会いたい、でも自分の年収は低い。
→そのまま書くと、年収の高い男性とはマッチングしなさそう。
→だから年収を隠した方が婚活成功率が上がる。
これも作戦は悪くないんじゃないでしょうか?
年収の高い低いが人生の全てではありませんが、さすがに1500万円稼いでいる男性と、200万円の女性では、普段から住んでいる世界が違うので、男性としてもお申し込みはしにくそうです。
それならば、年収は非公開にして、プロフィール写真をモリモリにして出した方が出会える確率が上がりそうですね。
年収を隠してプロフ写真を盛るのはシンデレラが魔法で変身するのと同じ構造ですね。
これで成功するのか? が重要ですが、うまく初対面で王子が恋に落ちてくれたら、いけそうですよね。
でも、それは昔話の中だけ。
初対面で恋に落ちないでしょう。婚活では。
自分の収入は低いから隠して、収入の多い男性にワンチャン選ばれようとしている、玉の輿狙いはあまりにも考え方がオバチャンすぎませんか。
シンデレラ思考オバサンは成婚できません
こういったデータを基礎資料として、当社では成婚難易度診断をご提供しております。
実際に結婚相談所で婚活をした場合、自分はどのくらい有利なのか、不利なのか、気になりますよね。
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まずは、結婚相談所での活動の有利・不利を判断して、婚活戦略を考えましょう!
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