いま話題の”独身税”!
子育て世代を支えるため、
2026年から徴収される噂ですが…。
自分も結婚した方がいいのかな!?
注意: 本記事で使用している数値やデータは試算や参考情報に基づいてわかりやすく表示したものです。正確な数字ではなく、正確性を保証するものでもありません。詳細や正確な情報については、こども家庭庁ほか官公庁の公表データや専門家の情報をご確認ください。
もくじ
2026年4月スタート『独身税』とは
子ども希望婚活するなら2025年が絶対オススメ!
子ども希望で婚活するなら2025年が絶対おトク!
また結婚相談所の営業トークなのだ
いやいやいや、違うんです!
営業トークじゃないんです。実はちょっとだけ営業トークですが、本当に重要な情報なんです。ちょっとだけお付き合いください。
2026年の4月から独身税がスタートすると聞かれたことがあるかも知れません。
この独身税とよばれるもの、正確には、『子ども・子育て支援金制度』といいます。
要は、
「この少子化の日本で子育てを支えて出生数を増やすために、お金を使いますので、必要な額を皆さんから集めますよ」
という制度です。
この記事では、
- そもそも独身税ってなんなの?
- 子ども子育て支援金で取られるお金
- 支援金で貰えるお金
- 子どもがいればどのくらい得をするのか
こんな内容を解説していきます。
独身税ってなに?
現在言われている独身税はネット上の俗称ですが、過去には本当に独身者に税金を課した事例があります。
ソビエト連邦の子なし税
1940年代のスターリン政権下で徴税されたのが、子なし税です。
目的は人口の増加。子どものいない人から税金を取ることで、子作りを促したのです。
税は所得の6%分であり、25歳から50歳までの男性と、20歳から45歳までの既婚女性が対象でした。
ルーマニアの政令770
社会主義独裁国家であったルーマニアの大統領ニコライ・チャウシェスクは人口を増やすために「政令770」で子どもを産まない女性に独身税として、給料の約10%を課税しました。妊娠と出産は増えたものの栄養失調と劣悪な衛生環境から妊婦と新生児の死亡数が増加したといわれています。
イタリアの独身課税
ムッソリーニ政権下のイタリアでは、人口増加のため特別税が導入されました。「避妊は国民の死滅、父に非ざる者は人に非ず」として25歳以上の独身男性に対し課税されました。二人以上の子供を有する家庭には、相続税を免除するなどの政策ともあいまって、実際に人口が増加したそうです。
他にもブルガリアやナチス・ドイツ、古くはローマ帝国などでもみられた独身税ですが、”ほぼ効果がない”ということで現在では消滅しているようです。
独身税は効果が無い?
独身税は独身者や子どものいない人に税金を課すことで結婚・出産をうながす政策です。
人口を増やして国力を上げようとする政策です。
もちろん失敗しますよね。
だって、これから結婚しよう、子どもを持とうとする人からもおカネを奪っていくわけですから、ますます結婚したり子どもを持つ余裕がなくなっていくに決まっています。
日本の『子ども・子育て支援金制度』は独身税と揶揄されていますが、建前は異なります。
全世代から広くお金を集めて、子どものいる人を支えようという趣旨です。
それって独身税と同じなのでは…?
日本の独身税? 子ども子育て支援金
これが子ども未来戦略スゴロクだ!
このスゴロクは使い道の話。
気になるのは集め方ですよね。
左下の所に小さく3.6兆円と書いてありますね。
予算アップ3.6兆円使うそうです。
3.6兆円のうちの1兆円を集めるのが、子ども・子育て支援金制度です。
さて、どうやって1兆円集めるのでしょうか。
1兆円の集金方法!
子ども・子育て支援金は、健康保険の保険料として徴収されます。
日本は国民皆保険ですから、全員が払っているお金です。
健康保険の保険料
=一般保険料 + 介護保険料 + 子ども・子育て支援金
※介護保険料は40歳以上65歳未満だけが払います。
なぜ保険料に上乗せなんだよ!という質問には回答が用意されているんですが、なに言ってるのかよく分かりません。
健康保険料は企業にお勤めの場合は給料から勝手に引かれています。
つまり、実質給料からのダイレクト集金です。
1兆円のうち俺はいくら払うのか?
これが支払うお金の表です。
大企業にお勤めの方は健保組合、
中小企業の方は協会けんぽ、
地方公務員の方は共済組合、
自営業の方は国民健康保険を見てください。
この表を見るときに、大きく書かれている数字は意味ないです。
たとえば、令和10年協会けんぽのところに450円って書いてあります。
これは扶養家族を入れて平均450円です。
実際に会社員本人が払うお金はその下の『(参考)被保険者一人あたり700 円』の方です。
いやいやいや、こっちが本当で、平均450円のほうが(参考)でしょ!
誰だよこの表作ったの!
そっかー、月に700円か〜 と思ったら甘い!
保険料って、会社と従業員の折半なんです。
ひとり700円の負担増ということは、会社も700円払ってるんです。
つまり、実質は1,400円です。
会社が払ってるならいいじゃないか…、じゃないですよ。
会社の負担が増えているなら、その分、本当は貰えるはずの給与や賞与が減ってるんですから。
中小企業勤めのあなたの負担は毎月1,400円、年間16,800円です。
大企業なら20,400円、公務員なら22,800円! お疲れ様です!
貰えるおカネは貰いたい!
支援金の使い道とは
1兆円、なにに使うんでしょうか。
ずらっと紹介していきます。
- 妊婦支援給付金
妊娠したら貰えるおカネ、10万円 - 出産育児一時金
出産したら貰えるおカネ、50万円 - 出生後休業支援給付金
夫婦で育休14日ずつ合計28日分の賃金 - 児童手当
後述 - 育児時短就業給付金
時短勤務したときに賃金の10% - 国民健康保険料の免除
育休期間中ずっと無料 - こども誰でも通園制度
働いてなくても保育園に一時預けられる
支援金1兆円の他に約2.5兆円の財源が充てられていて、大量の施策があります。
くわしくは、こども未来戦略のレポートで確認できます。
ちょこちょこ貰えてありがたい児童手当は…
・偶数月に2ヶ月分支給
・所得制限なし
・3歳未満まで1.5万円/月
・18歳を過ぎた最初の3月末まで(高校卒業まで)1万円/月
・第3子以降は全期間3万円/月
4月生まれの子の親がいちばん貰える金額が多いのですが、
1.5万円 × 12ヶ月 × 3年 + 1万円 × 12ヶ月 × 16年 = 246万円
あなたも352万円貰える?
よく高校生までで352万円貰えると言われますが、その根拠がこれです。
確実に貰えるお金は、
児童手当の最高246万円(第1子、第2子)に妊婦支援給付金と出産育児一時金の合計60万円ですから、306万円程度となります。
支援は実際にスタートしていて、我が家もおカネを貰ってます。
【これまで岡家がいただいたおカネ】
・出産応援給付金 5万円(倉敷市)
・出産育児一時金 50万円
・子育て応援給付金 5万円(倉敷市)
・児童手当 1.5万円/月
【これから貰えるかもしれないおカネ】
・児童手当 合計約240万円程度予定
・時短給付金 賃金の10%
出産応援給付金と子育て応援給付金は倉敷市からの支援。全国での実施は2025年4月〜の模様。
ざっくり計算するとこんな感じ。
第1子、第2子は一人あたり300万円+夫婦合計56日分の給料+時短勤務割増し
→ざっくり370万円くらい
第3子以降は745万円++夫婦合計56日分の給料+時短勤務割増し
→ざっくり815万円くらい
独身税は払った以上に貰おう!
独身税は払い得になるのか?
若い人にとっては独身税の回収は簡単!
おそらく、というか、どうせ将来的には今の試算よりも負担が増えると思いますが、変わらなかったと仮定して、ざっくりと計算してみるとこうなります。
全然正確じゃない、超ザックリの計算です。
でも、やっぱり児童手当ってすごいんです。
1人でも産んだ時点でプラスです。
若い人は結婚して子育てをすれば簡単にプラスになります。
では負担を強いられているのは…?
・子どもを持たない選択をした人
・子どもを授かることができなかった人
・すでに子育てを終えている人(後期高齢者も含む)
いちばんキツいのはいま45歳〜50歳くらいで独身・子供なしの方かも…。
いま結婚すべきか?
いちばん金額の大きい児童手当は2024年10月からすでに改定されています。
ニュース報道やSNSでは批判もたくさんされていますが、お子さんを持つことができれば、その後の支援はとても充実しているのがいまの日本です。
むしろいま不足しているのは、独身の方への結婚支援です。
詳しくは別の記事にまとめていますので、参考にしてください。
増える20代の結婚相談所利用
世の中の空気を読んでなのか、前の世代の反省を活かしてなのか…。
いまの20代〜30代前半、具体的には1995年〜2000年生まれくらいの人は結婚に対する意識が、一つ前の世代である80年代生まれとは全く違うように感じます。
以前の記事でもなんども紹介していますが、20代での結婚相談所の利用がとても増えてきています。
当社俺婚も20代の方限定で成婚料が半額になる割引料金を設定していることもあってか、お問い合わせをたくさん頂いています。
20代の方の婚活はお見合いもすぐに決まる、交際も進みやすい、結婚に向けての話もしっかりできる、結婚の決心も早いです。
30代以上の方も20代の婚活を理想にして進めたいものです。
お子さん希望での婚活をするなら、いまは本当にオススメです。
むしろ、独身期間が長引けば長引くほど、婚活も難しくなり、”子ども・子育て支援金”の負担が毎月積み上がっていきます。
婚活始めようかな? という方も、
やっぱり結婚するべきかどうか悩むな… という方も、
まずは俺婚公式LINEへご相談ください。