婚活するのはキツいし、お金もかかるし、できれば婚活無しで結婚できたらいいんだけど。
そりゃそうなのだ。
もくじ
結婚させて貰えない時代
お見合い&紹介の激減時代
周りにお見合い結婚したって人はどのくらいいますか?
なかなか思いつかないですよね。それもそのはず、お見合い結婚される方はいま全体の10%くらいなんです。きっと良家の子女じゃないかと思うんですが、そんな世界にさっぱり縁がないので分かりません(笑)
この図は、国立社会保障・人口問題研究所が調査したデータです。
[出典:第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)]
意外と早いのですが、お見合い結婚と恋愛結婚の割合って1960年代には逆転しています。いまや9割が恋愛結婚です。直近の調査で恋愛結婚の割合が下がっているように見えますが、これは新しい選択肢「ネットで知り合った」が含まれているからなので、注意してくださいね。
ちなみに、結婚相談所での出会いは「お見合い」に分類されていますので、全体の10%くらいいるお見合いカップルの一部は結婚相談所だと思われます。
IBJの年間成婚数は12,437名(2022年)で、2022年の婚姻者数が1,009,860人なので、全体の1.23%くらい。お見合い婚の10人に1人くらいがIBJカップルの計算です。
お見合い以外で、かつてよくあったのが職場婚。
いまでは考えられないことですが、職場内で上司が独身者同士を紹介して縁結びをしてくれるなんてことがあったんです。いまやるとセクハラだのパワハラだのと言われてしまうことは間違いなしですね。
結婚にまつわる『おせっかい』はもうこれ以上減らし様がないくらい、極限まで減りました。
結婚の露出も減少
お友だちの結婚式、何回くらい行きました?
結婚式実施率は45%という話も…
結婚式は出会いの場、というのはもう古い感性なのかもしれません。
たとえば新郎側で友人の結婚式に参列して、そこで新婦側の招待客と仲良くなるとか。
あるいは、結婚式が実質同窓会の場になっていて、久々に高校時代に仲のよかった異性と再会したら、そのまま恋に発展したとか…。
出会いというのは回数と確率の問題ですから、出会いの場が多いに越したことはないんですね。
それに加えて、結婚式というのは否が応でも『結婚』とか『異性』を意識してしまうものですし、友人の一世一代の晴れ舞台を見て結婚に憧れを持つものです(特に女性が)。
そんなわけで、結婚式は出会いの大チャンスなのですが、いまはすでに結婚する人の人数が少なく、さらに結婚式をするカップルも減っています。結婚式実施率は45%となかなかチャンスがないんですね。
結婚式ほど結婚を意識させられる場もないわけですが、出席する機会が減っているので、日常で『結婚』を意識する場面がドンドン減ってしまっています。
結婚は勝ち取りに行く時代に
かくして、いつの間にか出会って結婚とか、紹介して貰って結婚などの道筋はすっかりなくなってしまいました。いまは結婚相手は自分で見つける時代なのです。
進学するのに受験が必要なように、就職するのに就職活動が必要なように、結婚するには婚活が求められるようになりました。
結婚相談所の人間である私からしてみても、もっとも理想の結婚の方法は『学生時代から付き合っていた人と20代半ばまでに結婚する』だと思います。
私は、大学生に恋愛相談をされる度に言うことがあります。
「大学時代、最後に付き合っていた人と結婚しなよ。その人が一番いい相手だよ」と。
今回のブログのタイトル「婚活せずに結婚する方法」の答えはこれです。
あくまでも理想です。たまに、理想を叶えられるラッキーな人もいます。
そして、日本中の多くの人がこの理想にたどり着けないこともわかっています。
結婚相手は、勝ち取りに行く時代です。
だからこそ、私たちは結婚相談所をやっているのです。
相談所入会前にやっておきたい準備については別記事がありますので、参考にしてください。
結婚相談所の役割
私たち結婚相談所は、婚活というある種の『戦い』を伴走支援するのが役目です。
婚活をひとりで戦い抜くのは、大変に厳しいもの。私自身も、孤立無援の婚活をしていましたから、とてもキツかったのを覚えています。
結婚相談所の仲人の役割は沢山ありますが、大きなメインのお仕事は3つだと考えています。
- 会員さんと一緒に婚活戦略を立案する『婚活参謀としてのお仕事』
- 会員さんの個別相談に乗る『相談相手としてのお仕事』
- お相手相談所と連携してご縁を前に進める『交際の黒子としてのお仕事』
婚活参謀のお仕事
あなたの人生が幸せなものになるためには…?
エラソーなこと言ってるのだ
婚活の主役はもちろん、会員さん本人です。
私たち仲人は、参謀という立場です。参謀は、意思決定に進言したり、策を示したりする役割です。
大きな所では、会員さん本人がどんな人生にしたいのか。そのために、どんな結婚を望まれるのかから始まります。その人それぞれに合わせた婚活戦略があります。誰でも画一的でいいとは限りません。
プロフ写真はどんなものがいいのか、プロフィール文章はどんなものがいいのか、どんな人に申し込んでいくのか、どのくらいのペースで進めるべきなのか。選択肢はまさしく無限大です。
相談所のスタイルにもよりますが、仲人は指導するのが仕事ではないと私は思っています。進言するのが仕事です。
相談相手としての仕事
婚活中に悩みは尽きません。
なにもかもが上手くいって、すんなりと婚活が終わる人なんて、ほぼいないでしょう。
悩んだとき、仲人は一番冷静な目で相談に乗ってくれる『他人』です。
相談相手には、友達とか、両親とかが多いと思います。
男性の場合、全く相談をしないという人も多いですね。
私たち、仲人のような、まったくの他人を相談相手としてもつことは非常にいい作戦です。肉親や友達は、どうしても、あなたとの関係を維持するために公平冷静な目で見ることができません。
私たちがいつでも相談を受けられる体勢を取っているのは、そのためです。
当社のサービス概要についてはこちらのページからご覧ください。
交際の黒子としての役割
会員さんの交際が上手くいくように、地ならしをするのが仲人の役割です。
お相手会員さんにも相談所が付いていますので、相手方相談所と連携して交際を進めていきます。
双方の相談所が会員さんのお気持ちをヒヤリングしながら進めていきますので、行き違いや躓きが発生する可能性が低くなります。
男女の関係で一番難しいのはやはり、相手の気持ちが分からないと言うことですよね。
結婚相談所での交際は、ある意味、交際に脚本が書いてあるようなもので、ドラマのストーリーのように展開していけます。交際を前に進めていいのか、もう少し様子を見たほうが良いのか、プロポーズに踏み切っていいのか、まだそこまで関係を作れていないのか…。
双方の相談所が、会員さんをしっかり支えていれば、きっと上手くいきますよ。
成婚難易度診断をしてみましょう
実際に結婚相談所で婚活をした場合、自分はどのくらい有利なのか、不利なのか、気になりますよね。
当社では、入会前に婚活の難易度がわかる『成婚難易度診断』をLINEのお友だち限定でご提供しております。
まずは、結婚相談所での活動の有利・不利を判断して、婚活戦略を考えましょう!