【婚活の超裏技】自分と○○の似た人に申し込めば相性ばっちり！？

婚活は断られることの連続です。
マッチングで断られ、
交際してみても断られ…。
いったい、結婚にたどり着けるのか…？
実はマッチング率をアップさせ、
結婚しやすい人を見分ける方法があります。

婚活とマッチングの現実

マッチングアプリで大量のいいねを送るけど…

マッチングアプリでも、結婚相談所でも、婚活の第一歩はお相手への申込みです。

たくさん申し込むんだけど、なかなかマッチングが成立しないという方が多いんじゃないでしょうか。

自分に申込みが来たときのことを考えるとわかりますが、まず何で判断するかと言えば、写真ですよね。
お相手の写真が魅力的かどうかは、マッチング成立率に大きな影響があります。

結婚相談所のお見合い成立率

結婚相談所の場合、お申し込みからお見合いが成立する確率はどのくらいでしょうか？

当社も加盟している大手結婚相談所連盟IBJの発行している成婚白書によると、成婚した男性のマッチング申込み数中央値は42件。
それに対して、お見合い数は11件でした。

計算すると、マッチングの成功率は26%になります。

4人に申し込んで1人マッチングすれば平均的ということですね。

マッチングアプリの最大手Pairsではマッチング率は10%程度とされています。

少しでも確率を上げたい

効率のいい婚活をするためにも、マッチングの成功率はすこしでもあげたいものです。

それに、婚活は会うことが目的ではありません。
目的はもちろん、結婚までたどり着くことです。
お見合いはできて、しばらく交際したけれど、最終的に結婚できなかったのでは時間が無駄になってしまいます。

マッチング段階で、できる限り相性のいい相手を見つけたいものです。

じつは、写真を見ただけで相性の良さが想定できる方法があります。

「犬は飼い主に似る」は本当か？

犬と飼い主の組み合わせが分かる！？

犬は飼い主に似るって聞いたことがありませんか？

なんと、犬と飼い主が似ているのかどうかを実験した研究があります。

関西学院大学の心理学者、中島定彦教授の研究です。中島教授による説明はこちらとこちらです。

2009年の研究

ランダムに並べられた犬の写真５枚を、飼い主の写真５枚と正しく組み合わせるという課題で、統計的に有意に高い正答率が得られた。

正しく組み合わされた犬と飼い主のペア20組（正セット）とペアを入れ替えた20組（誤セット）のうち、どちらが正しい組み合わせかを判断する課題で、統計的に有意に高い正答率が得られた。

犬と飼い主の類似度が高いのは、正セットと誤セットのどちらかを判断する課題で統計的に有意に高い正答率が得られた。

判定者の性別や犬の飼育経験、犬好きかどうかは結果に影響しなかった。犬の性別・年齢・犬種カテゴリ、飼い主の性別・年齢、飼育年数による違いは見られなかった。

【結論】
・犬と飼い主は似ているので組み合わせがわかる。
・飼育年数に関係なく似ているので、「似ている犬を選んでいる」と考えられる。

2013年の実験

犬と飼い主の写真40組を、正しく組み合わされた犬と飼い主のペア20組（正セット）とペアを入れ替えた20組（誤セット）に分け、写真の一部を隠し、正しいペアを尋ねます。

1. そのままの写真を用いた場合（隠しなし）
2. 飼い主写真すべての目の周辺を黒線で隠した場合（飼い主目隠し）
3. 飼い主写真すべての口の周辺を黒線で隠した場合（飼い主口隠し）
4. 犬写真すべての目の周辺を黒線で隠した場合（犬目隠し）
5. 飼い主写真・犬写真すべてについて目の周辺だけ示した場合（目だけ）

パターン	正答率
隠しなし	高い
飼い主目隠し	低い
飼い主口隠し	高い
犬目隠し	低い
目だけ	高い

隠しなし写真を用いた場合、統計的に有意に高い正答率が得られた。

飼い主の目を黒線で隠したり、犬の眼を黒線で隠したりすると、統計的に有意に高い正答率は得られなかった。

飼い主の口を隠しても、統計的に有意に高い正答率が得られた。

犬の目と飼い主の目だけ見せても統計的に有意に高い正答率が得られた。

【結論】
「犬と飼い主が似ている」と判断するには目が重要。

人は犬を飼うときに目で決めている？

二つの実験の結果をあらためて書いてみます。

・犬と飼い主は似ている。
・人は自分と似ている犬を選んで飼う。
・似ているかどうかの決め手は目。

自分の姿は鏡で毎日見ますよね。
単純接触効果といって、繰り返し接すると、好意度や印象が高まることが知られています。
つまり、自分の顔は見慣れているために、自分の顔とよく似た犬を飼い犬として選ぶようです。

そして、そのときの決め手は、目が似ていることなんですね。

自分と似た目をしていると好感を持ちやすい

マッチングの超科学的裏技はこれ！

「夫婦は顔が似てくる」は本当か？

よく、長年連れ添った夫婦は顔が似てくるといいます。
長く信じられている言説なのですが、実は最近の研究で、これを否定するものが出ています。

Tea‐makornとMichal Kosinskiの研究2020では、配偶者の顔は似ているが、時間経過と共に似てくるのではないと結論づけています。

飼い主が自分と似た犬を選んでいるのと同じように、結婚相手も最初から似た人を選んでいるのです。

自分と同じ目をした人を狙え

以上の結果を婚活にも応用できそうですね。

これは私の仮説です。

犬を選ぶ時に目が似ている犬を選ぶなら、結婚相手を選ぶときも目が似ている相手を選ぶんじゃない？

自分と似た目をしている犬に好感を持つように、自分と同じ目をした人には好感を持つと考えられる気がしますよね。

ならば、マッチングを狙うなら、写真を見て自分と目が似ている人に申し込むと、自分も相手に好感を持ちやすいし、相手も自分を好きになってくれる確率が上がると予想できます。

当然、目が似ている人とは結婚までこぎ着けられる確率が上がることも期待できますね。

大谷翔平選手の写真から

実例をご覧頂きましょう。

2024年2月29日に大谷翔平選手が結婚を発表し、翌月15日に奥さんの写真がドジャースの公式Xでポストされました。

Wheels up to Seoul. pic.twitter.com/NgeQYiwgS2

— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) March 14, 2024

この写真を引用させてもらいましょう。
奥さんのお化粧薄目だからわかりやすい！

夫婦の目を比べてみよう

日本を震撼させた星野夫妻　自由時報より

芸能界きってのおしどり夫婦で知られるヒロミ夫妻　ORICON NEWSより

新婚さんいらっしゃいの司会をやってる藤井隆夫妻　デイリースポーツより

プロフィール写真は目に注目

結婚相談所での婚活の第一歩はプロフィール写真を撮ることです。

自分の写真が仕上がったら、試しに目の部分意外を隠してみてください。
そして、お相手の写真も同じようにしてみましょう。

とくに男性は、ついつい女性の写真の服装や髪型に釣られやすいので、目をしっかり観察すると、意外と相性の良さそうな人が見つかるかもしれませんよ。

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