人口動態統計速報によると
2023年の出生数は75.8万人、
婚姻数は48.9万組となり、
どちらも対前年比5%以上減少しました。
婚活はどうなっていくのでしょうか?
婚活のお仕事をしているので、婚姻数と出生数は注目しています
もくじ
速報! 出生数75.8万人の衝撃
減少が止まる気配無し|出生数75.8万人
厚生労働省の人口動態統計速報(令和5年12月分)で2023年の出生数速報が発表されました。
出生数は75.8万人です。
この数字には、日本で生まれた外国人、外国で生まれた日本人の数も含まれています。
日経新聞の記事によると、日本人の出生数は72万人台となる見込みのようです。
外国人を除く日本人出生数について、人口動態を研究している日本総合研究所の藤波匠上席主任研究員は72万6000人程度、合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子ども数の推計値)は1.20前後に低下したとみている。
90年ぶりの50万組割れ|婚姻数48.9万組
日本では、出生数は婚姻数と強い結びつきがあります。
1970年の出生数は193.4万人でした。同じ年の婚姻数は102.9万組。
2023年は出生数75.8万人で、婚姻数が48.9万組です。
1970年 | 2023年 | 増減率 | |
婚姻数 | 102.9万 | 48.9万 | 47.5% |
出生数 | 193.4万 | 75.8万 | 39.1% |
感覚的にも分かると思いますが、子どもの誕生は夫婦の成立があってこそです。
諸外国の中には、婚姻のないカップルから生まれる子どもが多い国もあるのですが、日本はそのような状況にはありません。
婚外子を増やすべきだという議論もあるのですが、文化的な背景もあり、習慣が変わるのには長い時間が必要と思われます。
出生は婚姻のあとに発生しますから、婚姻数は出生数の先行指標となります。
今年の対昨年出生数減少率が▲5.1%に対して、婚姻数が対昨年▲5.9%でしたので、出生よりも婚姻の方が大きく減らしています。
新婚夫婦の出生があるのは結婚後〜4年程度の期間がメインとなりますから、今後数年間の出生数も望み薄なのが現実でしょう。
結婚する人を増やさない限り、少子化は解決しないです
結婚・出産氷河期に結婚を目指されているあなたへ
子育てには補助があり、婚活には補助がない
日本はまさに、結婚・出産氷河期です。
天下国家を論じるのはこのブログの趣旨ではありませんが、このままでは社会の維持が難しいという水準に近づいてきていることは多くの専門家が指摘していることです。
婚姻を増やさなければならないことは上述のとおりですが、現実はそうなっていません。
岸田内閣は「異次元の少子化対策」を掲げていますが、支援の対象は『出産と育児』です。
その前段階で重要な『結婚して貰うこと』はないがしろにされていると言わざるを得ません。
子育てには補助があり、婚活には補助がないのです。
結婚し、子育てしたい人がいても、結婚できないために子を持てない…。
結婚・出産氷河期に、結婚をしたいと思っている人は貴重なのだ
結婚・出産氷河期に結婚相談所ができること
結婚相談所、とくに私たち俺婚が加盟しているIBJでは成婚主義を掲げ、会員さんの成婚にトコトンこだわってお仕事をしています。
結婚相談所によって成婚の定義やタイミングは異なり、「成婚=交際」の場合と、「成婚=婚約」の場合があります。IBJの加盟相談所は全て「成婚=婚約」であり、出会いから成婚までをトータルサポートします。
また、「徹底した成婚主義」を掲げており、出会い~交際のアドバイスはもちろん、婚約に至るまでのプロポーズやご両親への挨拶まで、婚活カウンセラーが親身にサポートします。
(IBJ公式サイトより引用)
出会いからプロポーズまで伴走して支援するのが私たち婚活仲人です!
結婚相談所サービスの将来予想
婚活サービスはすでに社会的なインフラになりつつあります。
リクルートのブライダル総研の調査『婚活実態調査2023』によると、2022年に結婚した人のうち、婚活サービスを通じて結婚した人が15.4%となっています。
2010年頃より右肩上がりで伸び続けている婚活サービスは、すでに社会インフラの一部と言っても過言ではないでしょう。
結婚相談所でも最近は20代女性の登録が伸びています。
マッチングアプリ疲れとも言える現象が起きており、結婚相談所のサービスは今後益々重要度が上がると予想しています。
まずはあなたの婚活の難易度を把握しましょう!
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